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兵器に顔を描く必要性はあるのか?

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何故、兵器に顔を描く必要性があるかについての私個人の意見と、歴史的な観点からの意見を記載します。

目次

相手がそれを理解できる場合には有効とされていた

実は兵器に顔を描く、例えば有名な物であれば、朝鮮戦争にて活躍したM4A3E8イージーエイトシリーズは、戦車の前面にトラの顔や赤い悪魔の顔を描くことで周囲の兵隊を威嚇していたため、戦争時においては友好的な手段であるとされていました。

これはなぜ有効となるかですが、相手を威嚇するうえで最も効果的なものは、相手が理解できて、それが脅威となるか瞬時で理解できるのが大前提となります。それが顔を描くという手段であると、朝鮮戦争時や第2次世界大戦時に判明しているからです。

日本では・・・

日本では顔を描いた場合、可愛らしさや敵意がないことを示す手段としても使用していた。

日本の場合、自衛隊が輸送車両にキャプテン翼の絵をかいてイラク入りしたことがありますが、あれも実は有効的な友好的な手段です。
相手が見て、どこの国から来た部隊であるかが理解できる場合において、友好的であるということが即座に分かるのも、キャラクターの顔やキャラクターのシンボルを使用することになります。

日本の場合は相手を威嚇するのではなく、味方であるということを押し出す手段として、顔を描くという行為を行っていたというわけです。

日本人の場合、効果は無い?

さて、ここからは個人的な意見ですが、日本人の場合、何かと顔が書かれている車ですとか、キャラクターをたくさん知っています。
例えばマグナムキラーや兵器に書かれている、シャークマウスというサメの口のマークなんかを書いている方も多いため、日本ではどちらかというと格好いいマークとして認識されており、兵器に書かれていた場合も逆に格好良いマークであると認識されると思います。

日本の場合マークで威嚇しても多分ですが、戦車であろうと脅威を感じないのではないかと、むしろ目立ちますので集中攻撃を受けてしまう可能性の方が多いのではないかとすら感じます。ただ、この場合、日本が攻撃を受けているということで、顔が書かれている兵器軍が押し寄せてきているわけですから、立ち向かうすべがない場合逃げるに越したことはないのでどうしようもないでしょうけどね。

ちなみに世界では、兵器に可愛らしいキャラクターを描くというのは異質らしく、やってくれる国は友好国であるアメリカ程度で、稀にドイツがライオンのようなカラーリングの戦車を作ることはあっても、可愛らしく兵器を飾るという事はありません。

日本って多分世界から見ると、かなり異質なんだと思われます。
ただ、そんな異質な文化でも割と受け入れられている点もあり、最近兵器って何だろうなと思う次第です。

※画像はイメージです。

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