悲運のアニメ「FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜」

国民的RPGソフト「ファイナルファンタジー」でお馴染みのスクエア、エニックスと合併前に制作した渾身のアニメ作品「FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~」を今回は紹介したいと思います。

アニメーションスタジオ「GONZO」で制作され、テレビ東京系列などで2001年から2002年まで放送されたアニメ作品です。
全25話で放映されたアニメ作品なのですが、本当は52話まで制作される予定だったのですが、スクエアの業績不安により、打ち切りになってしまい、いたたまれない終わり方を余儀なくされた悲運のアニメ作品であったのです。

小説も発行されていたのですが、アニメの終了と共に途中で絶版となってしまい、謎を残して終わる事になってしまいますが、物語は実に秀逸でした。

舞台となるのは新潟県の佐渡島沖・・・そこに突如として立ち昇った闇の柱から、巨大な黒い竜と白い龍が飛来します。
その二頭は壮絶な戦いを繰り広げ、自衛隊の攻撃などものともせずに戦い続け、周囲を巻き込みながら激闘を繰り広げ、やがて跡形も無くに消滅。

二頭の竜の消滅と共に闇の柱に周囲は巻き込まれてしまい、闇の柱を観測していたハヤカワ夫妻は異界へと流されてしまいます。
しかし彼らは異界の旅の果てに現界へと帰還し、のちに異界物理学の第一人者となり、異界との繋がりを持ったその日から、界列の日と名付けられた人類史の分岐点。

その12年後に観光名所になってしまった闇の柱が見える場所に、ハヤカワ夫婦の息子と娘であるアイとユウは行方不明になった両親を探す為に、異界へと行く事が出来る謎の地下鉄へと向かう・・・・と物語は進んでいきます。

同じ列車に乗っていた、氣現術の達人のリサ・パツィフィーストと黒き風と呼ばれる青年と共に、異界と現世の破滅を願うガウディウムの野望に挑む事になるアイとユウ。
まさにファイナルファンタジーな展開、スチームパンク的な演出とメカの登場など、筆者は毎回楽しみに視聴していたのですが・・・

当時のスクエアの業績不振により、アニメが打ち切りになってしまい、最終回は多くの謎を残して終了。
主人公達は無事に戻れたのかとトラウマを覚えたものです。

アニメが制作会社の都合で左右されてしまうと、そのジレンマは解るのですが、出来れば最後まで物語を書いてほしかったと切に願う作品でもあります。
願う事は、続編が作られてほしいと、筆者は切に願っております。

イバ・ヨシアキと申します。
好きなアニメ作品が打ち切りになってしまう時、心に言い表せないトラウマを抱えてしまうライターですが、宜しくお願い致します。

(C) FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~ スクウェア・テレビ東京・電通・FF:U製作委員会

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