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フェラディルフィア計画の真実

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第2次世界大戦さなかの1943年。
アメリカ、フィラデルフィアで駆逐艦エルドリッジを使った、ある実験が行なわれました。
軍艦を強力な磁場で覆い透明化させることで、敵レーダー能力を無力化させようというものです。

結果的にこの実験は大失敗でした。
それどころか行方不明者・死者16名、発狂したもの6名、という惨事を巻き起こしてしまいます。あまりの異常事態に、この実験は極秘であるのにも関わらず「なかったこと」として隠蔽されました。
のちに「フィラデルフィア計画」と呼ばれることになったこの実験の真相について書いてみたいとおもいます。

目次

キーワードは透明化

1940年代、戦争は激化し、どの国もが自国を勝利に導くための方策を探していました。敵に甚大な被害を与えるには、どれだけ気づかれずに敵を攻撃できかるがマスト。

そうして考えられた当時の兵器が潜水艦でした。しかし、当時の潜水艦の潜航能力はまだまだ低く、長時間隠れ続けるのは無理だった、それにソナーで発見されてしまう。
それならば、いっそのこと軍艦自体をまるまる透明化してしまえばいい。

そう考えられて研究されたのがこの計画。
極々一部の高官にのみ伝えられ、優秀な科学者が集められ、その中心人物として高周波・高電圧を発生させる装置(テスラコイル)の開発者二コラ・テスラがいました。

二コラ・テスラのこの装置を使って、艦の周囲に強力な磁場を発生させることで艦を透明化し、敵レーダーをも欺こうというのがこの透明化計画の概要です。

実験開始

駆逐艦エルドリッジには多数の実験機器が搭載され、フィラデルフィアの海軍ドック近くの海上に運ばれました。

実験開始です。
機器のスイッチを押すと強力な磁場がエルドリッジの周りに発生しまし、磁場がすっぽりと艦を覆い隠したその瞬間、固唾を飲んで様子を見守る科学者や軍関係者、政府高官の前から、エルドリッジの姿が忽然として消えました。
もちろん、レーダーにもその姿は捉えられていません。

実験の成功に人々は歓声をあげました。しかし、この時エルドリッジの乗員たちは、恐ろしい事態に見舞われていました。
強い磁場に包まれた乗員は艦同様に透明化し、お互いの姿も見えなくなっていたのです。

驚くべきは、それだけではありません。
船上から見えていた光景がフィラデルフィアの海軍ドックではなく、そこから470キロも離れたバージニア州ノーフォークの軍ドックにかわっていたのです。つまり、エルドリッジは透明化ではなく瞬間移動をしたのです。

異常事態はさらに続き、乗員のある者は下半身が甲板にめり込み、ある者は壁に飲みこまれ、また、全身を炎で焼かれた者も・・・。
結果、死者行方不明者16名、残った乗員も大半が精神に異常をきたしてしまったのです。

あまりの異常事態に計画は即座に中止され、この実験は隠蔽され「なかったこと」にされました。
以上が、フィラデルフィア計画の全貌というわけです。

暴露

「なかったこと」とは言え、これだけの大規模な実験が外部に漏れないことはとうてい考えられません。

それは、終戦からおよそ10年後の1956年、モーリス・ジェサップという作家の元にカルロス・マイケル・アレンデという謎の人物から密告の手紙がとどいたのがきっかけでした。
アレンデの手紙によると、彼はフィラデルフィアでの実験の一部始終を見ていたと、その驚くべき内容を事細かく記していました。

ジェサップはこれを世間に公表、それによってこの隠蔽された計画が公けに知れ渡ることになります。1959年、ジェサップが謎の自殺を遂げたことが、この計画の信憑性に拍車をかけたのかも知れません。彼の自殺は自殺ではなくその真相に近づきすぎたためではないかと噂されました。 

この暴露をきっかけに多くの研究家がこの極秘計画の真実に近づこうとしましたが、今現在なにも具体的なものは出てきていません。
もちろん、海軍はフィラデルフィア計画を公式に否定し、「実験が行われたと言う1943年のその日、駆逐艦エルドリッジはフィラデルフィアを遠く離れた地中海上にいた、ましてやノーフォークに瞬間移動したなどと言う事実もない」としています。

ステルス技術と瞬間移動

1940年代に比べると、科学技術は格段の進歩を遂げています。
今やレーダーによる探知を無効力化させるステルス技術は、当たり前のように戦闘機に装備されています。

そして、かなり驚きましたが量子力学を応用したテレポーテーション(瞬間移動)技術も現在も研究されているそうなんです。
有機体である私たち人間は無理なようですが、金属や機械など。それこそ軍艦をまるごと瞬間移動させることができる技術が、数年後、数十年後まさに実現できそうな勢いです。
そう考えるとこのフィラデルフィア計画も、あながちウソとも言えない気がします。

本来は、人間が便利で幸せになるための科学技術の進歩が軍事に転用されて悪用されるというのは本末転倒ですが、そうやって、人類が進歩してきた事実をかんがえると複雑な気持ちになります。

※画像はイメージです。

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