今回は1995年に発売された、スクウェア・エニックス合併前のスクウェアが発表したスーパーファミコン用ゲームソフト。
シミュレーションRPG「フロントミッション」を紹介したいと思います。
FRONT MISSIONとは
舞台となるのは西暦2090年
オシアナ共同連合「OCU」、ニューコンチネント合衆国「USN」の両国がにらみ合う時代。
20世紀の終盤に起こった太平洋の隆起現象によって姿を現した新島ハフマン島は、二大国間の地域紛争地として苛烈な戦場へと変わっていました。地下資源が豊富、手つかずの自然に囲まれたハフマン島を巡る大国の戦争へと巻き込まれていく、ロイド・クライブを中心に物語は進んでいきます。
ファイナルファンタジーで有名なスクウェアが作った、SFミリタリーロボットシミュレーションRPG。
ヴァンツァーと呼ばれる二足歩行の人型機動兵器が売りとなる作品で、戦況に合ったヴァンツァーをカスタマイズし、部隊を編成していく、このゲームのやり込み要素がありました。
このゲームの見どころ
物語も秀逸なのですが、筆者はヴァンツァーのセットアップに夢中になり、本編そっちのけでヴァンツァーのカスタマイズを行ったものです。何せヴァンツァーの武装は銃火器が充実しており、SFロボット好きには堪らない装備に加え、近接装備にナックルとパイルバンカーと、実に男の心をくすぐる武装に心が躍ったものです。
しかしセットアップ中に資金が足りなくなってしまう事が多々あり、闘技場で稼ぎながら、部隊編成していた事は今でも大変な苦行だったと記憶があります。筆者の部隊は、遠距離戦闘型ヴァンツァーと近接戦闘型ヴァンツァーのチームに分け、ミサイルで肉薄し、近接戦で仕留めていくとそんなスタイルで戦ったものです。
カラーリングも決める事が出来き、ガンダムカラーに近い色合いにして一人で悦にハマっていたものです。
さいごに
ヴァンツァーを語ればとてつもない量になってしまいそうな程に、物語そっちのけでプレイしていたのですが、ストーリーも重厚、実にアニメ作品を見ているかのような作りは、まさに秀逸でした。
往年の名作ロボットアニメを見続けた人が満足できるシミュレーションRPG「フロントミッション」は、ヴァンツァーのセットアップと共に楽しめる名作です!
FRONT MISSION(C)1993 SQUARE(C)1995 G-CRAFT
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