旧吹上トンネルで聞こえた声

幼少の頃からオカルト大好きで今まで数々の心霊スポットを探索してきました。
そのうちの一つ、東京の青梅市にある「旧吹上トンネル」で体験した出来事です。

旧吹上トンネルとは

東京の青梅市にある有名な心霊スポット。
吹上トンネルには「新吹上トンネル」と「旧吹上トンネル」と「旧旧吹上トンネル」があり、このうち「新吹上トンネル」は現役で使われています。
「旧吹上トンネル」は車両通行できませんが、徒歩では利用できますが、「旧旧吹上トンネル」は完全に封鎖されており、現在は立ち入ることはできません。

心霊スポットのいわくとして、その昔「旧旧吹上トンネル」のすぐ近くに茶屋か居酒屋があり、その経営者である母娘が強盗に襲われ、そのうち一人はその場から逃げ出したが、トンネル内で殺されてしまったというもの。
それ以来、泣き声が聞こえたり、女性の霊の目撃談が後を絶たず、いつしか隣にある「旧吹上トンネル」でも女性の霊にまつわる心霊現象が報告されるようになりました。

旧吹上トンネルの探索

私は幼少の頃からのオカルト好きが高じ、大人になり自分で車を購入すると毎週末には、心霊スポットに車を走らせるようになりました。
関東一円の名のある心霊スポットはほとんど探索しましたが、その中の一つに「旧吹上トンネル」がありました。
本来は「旧旧吹上トンネル」も探索したかったのですが、探索当時は残念ながら既に封鎖され「旧旧吹上トンネル」は外観撮影だけで済ましました。

「旧吹上トンネル」は「新吹上トンネル」の脇道を徒歩でしばらく上った先にあり、私を含めた友人3人は雨の中、傘と懐中電灯を持って車を降り、脇道を上っていきました。たどり着くと想像よりも小さな造りのトンネルで、朽ちた外壁と左右の道に生い茂った草木や、内部から漏れる淡い灯が独特の雰囲気を醸し出していたことを覚えています。

私は外観の写真を撮り終えると、トンネル入り口から動画撮影を始めました。私が最後尾に立ち、友人2人の背を撮影しながら探索していきます。
「旧吹上トンネル」に限らず心霊トンネルの探索の多くは廃墟などと違い、すぐに終わってしまうので、私は動画撮影し続けることにしたのです。やはり何事もなくトンネルの反対側に着いてしまい、物足りない私たちは、その先に続く参道をしばらく歩いてみることにしたのです。

動画を撮影していると

私が最後尾で変わらず動画撮影して2人の背を撮っていると、片方の一人のAが何度か振り返ってきます。

私「どうした?」
A「いや、なんでもない。」

しばらくすると?がまた振り返って私に

A「おまえ、さっきから俺の肩叩いてる?」
私「そう言う冗談やめてよ。ベタすぎだろ。そもそも見て?俺傘差しながらスマホで動画撮ってんだから両手塞がってるじゃん。」
A「そうか。なんでもない。」

この後しばらく歩き、私たちは車内に戻りました。車のオーディオに接続し、さっきの動画を確認することにしました。

私「どうした?」
A「いや、なんでもない。」
A「おまえ、さっきから俺の肩叩いてる?」

??「**」
私「そう言う冗談やめてよ。ベタすぎだろ。そもそも見て?俺傘差しながらスマホで動画撮ってんだから両手塞がってるじゃん。」
??「****」
A「そうか。なんでもない。」

動画を再生すると

私とAの会話、雨音に混じって何か聞こえます。爆音で聞いてみることにしました。

私「どうした?」
A「いや、なんでもない。」
A「おまえ、さっきから俺の肩叩いてる?」

女性の声「うん。」
私「そう言う冗談やめてよ。ベタすぎだろ。そもそも見て?俺傘差しながらスマホで動画撮ってんだから両手塞がってるじゃん。」
女性の声「フフフッ」

A「そうか。なんでもない。」

動画の中にはハッキリと女性の声が入っているのでした。
心霊スポットは数限りなく探索しましたが、後にも先にもこのような出来事は一度だけです。

皆様も「旧吹上トンネル」を探索する際は是非動画撮影してみてください。
女性にまつわるナニか撮れるかもしれません。

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