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マッドマックス「怒りのデス・ロード」を語りたい!

映画「マッドマックス」、第4作のサブタイトルは「ヒューリー・ロード」なのだが、日本の配給会社が「怒りのデス・ロード」に変えたことでB級の様な響きに溢れている。
しかし、映画史にも残るはずの奇跡の傑作に数えられることだろう?!

目次

マッドマックスシリーズ

「マッドマックス」シリーズは、オーストラリアの映画監督ジョージ・ミラー(2022年現在、御歳77歳)の代表作であると共に1979年の彼のデビュー作でもある。そして、まだ駆け出しだったメル・ギヴソンの出世作としても知られています。

メル・ギヴソンが主人公マックスを演じたシリーズ3作品は、世紀末の荒廃した世界を舞台に、元警察官のマックスが悪党たちを懲らしめるストーリーが展開されますが、3作品を通してそれ意外の印象はあまり残らないのが実情。
3作目からじつに27年振りに制作された4作目「怒りのデス・ロード」についても、意外性と驚きはあったものの、果たしてどんな内容となるかは未知数なところがありました。

ところが公開されるや、特に現代の若者に強く受けて大ヒットとなります。
簡単に言ってしまえば、支配者に捕らわれていた女の子たちが力を合わせて逃避行を繰り広げる・・・決して難しくはない単純なストーリーに現代的なセンスと技術によって実現されたダイナミックな映像。
さらにその映像に負けないほど迫力に満ちた音楽による成功と言えると思います。

作品の特徴

作品の特徴は何と言っても、多数の改造車が繰り広げるカーアクションですが、同時に同じくらい無数の銃器が使用されることも印象に残ります。
面白いのは、形や大きさの異なる比較的小さな銃が様々な場所に隠されていること。例えば、トレーラーの壁面の内側であったり、運転席の隠された棚の中であったりします。そして、それらを使う演出も面白く興味をそそります。

疾走するトレーラーにつきまといながら、空中を飛び交うオートバイに乗った敵を片手で運転しながら撃ち落とす場面、暗い闇夜のなか、遥か彼方からそこらじゅうに撃ちまくる発狂した敵を残りのたった一発の銃弾で狙う場面が見どころです。
言うまでもありませんが、そんなたくさんの銃器と弾がどこからもたらされたかを考えるのは野暮でしかありません。

作品のみどころ

この作品の見どころはどこまでも広がるオレンジ色の砂漠と真っ白な男たち、それに麗しき女性たちの活躍。
トム・ハーディが引き継いだ主人公マックスの存在感もそれなりにありますが、あまり目立ちません。

見たこともない砂嵐の中で雷(!)の中を疾走し、ラスボス「イモータン・ジョー」の存在感たるや凄まじいものがあります。その中にカーアクションとガンアクションが見事に組み込まれていることが作品をより面白くしています。

最後に

ネタバレになりますが、砂漠を逃亡して逃げ切る・・・マッドマックスの王道ともいうべきラストはこの映画にはありません。思いもよらぬ展開がラストに待ち構えています。

言うなれば、B級アクション映画が現代的にアップグレードされ、映画史にも輝く程の傑作として結実した作品、そんな稀有なケースが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』なのです。
忘れ去られかけた伝説のシリーズ、その最新作は奇跡の輝きに満ちた傑作アクションとして結実したのでした。

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マッドマックス 怒りのデス・ロード (C) 2015 Warner Bros.Feature Productions Pty Limited. All rights reserved.

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