40歳の頃からプラモ熱が再発してしまい、今でも闘病中です。様々なプラモデルを作りましたが、キットをそのまま作るだけでは物足りなくなり、必ず改造をしています。
今回ご紹介するのは、タミヤのシャーマンです。ミリタリー系が好きなんですが、娘に「もっと平和なプラモデルを作って」と注意され、戦車等のキットには手を出さないようにしていました。
しかし、そこは私も男の子、禁断の戦車に手を出してしまいました。きっかけは映画「FURY」。あの映画には迫力ある戦車戦シーンがあって、単純な私はすっかり夢中に。娘からもM4シャーマンを作る許可をいただき、作成開始!
M4シャーマンをつくる
戦車戦も良かったんですが、決戦の前にブラピ達が戦車内で語り合うシーンが好きでした。それを再現したかったんですが、戦車兵を中に入れることが難しく、外装品、内装、エンジンなどにこだわる事で、自分を我慢させました。
さすがタミヤのキットだと思いました。細かい部分までしっかり作り込まれていてパーツの合いも良く、説明書通りであればストレスなく作れるでしょう。しかし、改造する前提なので、大きなストレスを抱えてしまいます。さあ、どうする?
外装品についてはDVDを何度も見て、それぞれ装備の位置を確認したので、ある程度は再現できたと思っています。FURYのM4シャーマン戦車のチャームポイントである両脇の木材もプラ棒やパテで作りました。木材や外装品は、内側に設置した磁石で脱着可能にしています。
内装にもこだわってみた
内装は映画を見てもよくわからなかったので、数時間かけてネットで画像を探しました。
タミヤのキットは元々、完成後も砲塔を取り外すことができたので、砲撃守等の座席や砲弾、無線機などを作成、砲塔の下の部分はどうなっているのか不明だったので、ジャンクパーツを総動員して勝手なイメージで作りました。
運転席については詳細な写真があって再現できそうでしたが、完成してしまうと見られません。構造上、装甲を接着する必要があり、そこには非常に細かいパーツがあったので、脱着式にすると破損する恐れがあったので、諦めました。
でも結局、アクセルや操作レバー等までも再現しました。運転席周辺はボルト類も再現してカッコよくできたんですが、もう二度と見る事はできません。
ここまできたら全てのハッチを開閉式にしなければ!と開きそうなところは真鋳線を使って開閉式に。
そしてエンジンは・・・作りました。エンジンハッチのヒンジがイマイチ(←ラップ調?)で全開できませんが、写真でもエンジンが確認できると思います。
感想
映画通り再現できたとまでは言えませんが、ほぼ満足できました。
さすがに砲身に「FURY」とは書けませんでしたけど。
娘に自慢げに見せたら「へえ」と極めて感情の無い言葉をいただきました。
春はまだ遠い。
思った事を何でも!ネガティブOK!