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田舎のお葬式は不思議がいっぱい

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住んでいる場所によって、お葬式の風習が全然違うことに大人になってから気づきました。
これは私の祖母が暮らしていた、M県にある小さな田舎町のお話です。

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不思議な風習

葬儀では参列者にはお茶とお菓子を出します。しかし、それに手を付けてはいけないという風習があります。
お茶くみの手伝いとして駆り出され、他の土地から来た人に「なんでたべちゃダメなの?」と聞かれることもあるのですが、お茶は飲んで良くても見せるだけのお菓子に何の意味があるのかは、誰も解らないのです。

祖母の葬儀が終わり納骨しに行くのですが、墓地まで一列に並んで歩いていくという事をはじめて知って尻込みしました。祖母の家から墓地まで、そこそこの距離があって40分はかかるでしょう。国道を黒い団体が歩いていくのは異様な光景にみえるでしょうが、この辺では当たり前らしいのです。

お墓までの道のりで参列者の男性は白い布を方にかけ、女性は白い布を頭から被り紙を口にくわえ、一言も口をきいてはならず、後ろを振り返っても行けない決まりがあります。

遠足なみに歩いて納骨を終えた後、この謎風習について親族に聞いてみると誰も分からないと言うのです。

解ったこと

後日、この風習について、いくつか理由が解りました。

昔、お葬式の帰り道でお嫁さんが神隠しに合う事が続いたので、防ぐ為に一列で歩いて行く。
女性は振り向いたり、口を開いたら連れていかれ戻れなくなるので、振り向いたのがさとられないように白い布をかぶり、口を開かないように紙をくわえるという事らしいのです。

お菓子に関しての理由は解らないそうです。
ただこの話は、親戚のお爺さんから聞いたので何処まで本当なのかは疑問なのです。

※画像はイメージです。

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