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過去と未来の扉を開く!巨神ゴーグ(ジャイアントゴーグ)

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さて今回皆さんに紹介する作品は、秘密の古代文明を巡る冒険活劇とロボットと少年の絆が融合したアニメ作品であり、また「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインでもあり、後の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などを手掛ける、巨匠・安彦良和氏が、初のアニメ原作と監督を務めた「巨神ゴーグ」を紹介したいと思います。

この作品は1984年に放映されたアニメ作品で、主人公の少年・田神悠宇は亡き父・田神博士の遺志を継ぎ、サモア諸島東南の2000キロに位置する地図から存在を消されてしまった島・オウストラル島へと向かう事となります。

(C) 1984 巨神ゴーグ サンライズ

悠宇はアメリカのニューヨークに事故で亡くなった父の友人ドクター・ウェィブの下へと訊ね、その島への行き方を訊ねに行きますが巨大複合企業「GAIL」が悠宇を狙い、父親の研究成果を盗もうと企んでいたのです。

ウェィブの妹のドリスと共に、 オウストラル島へと向かう事に決めた彼等は、巨大複合企業「GAIL(ガイル)」とレイディ・リンクス率いるギャング団「クーガー・コネクション」に狙われなから、ドクター・ウェィブの友人の謎の男「船長」の協力を得、長い航海の末にようやくに目的のオウストラル島へと辿り着きます。

(C) 1984 巨神ゴーグ サンライズ

ようやくたどり着いたオウストラル島では、謎の怪物に襲われてしまいます。しかしそんな絶体絶命の悠宇達を救ってくれたのは、巨大な人型のロボットだったのです。

それは島の住民から「神の使い」と呼ばれていた巨人ゴーグでした。そしてそのゴーグを狙って「GAIL」は独自の私設戦闘部隊を派遣し、悠宇とゴーグを襲ってきます。

(C) 1984 巨神ゴーグ サンライズ

冒険の果てに、ゴーグは3万年前の異星人によって作り出された兵器と知り、やがて彼は地球の運命を掛けて戦う事となる・・・と、謎が謎を呼ぶ冒険活劇ならではのスペクタクルな展開に、人型兵器との絆、バトルと実に見ごたえのあるアニメ作品だった「巨神ゴーグ」

筆者はこの作品で最も印象的だった場面は、やはりゴーグと悠宇の初めての出逢いとなる第4話でした。
突如として現れた異星人が、かつて造り出した巨大兵器を前に危機を迎えてしまう悠宇。

(C) 1984 巨神ゴーグ サンライズ

そんな彼を救いに現れた、蒼い巨大ロボットが現れ危機を救ってくれるも、慌てて逃げ出してしまう悠宇を追いかけて、彼の前に跪き、迎えに来たと訴えかけるあのシーンは、今も忘れられない名シーンとして記憶しています。

ゴーグは最初の頃は武器を持っておらず、岩を投げ、素手で戦い、また敵から奪った砲などを使って射撃するなど、個性的なキャラクター性を見せてくれました。

(C) 1984 巨神ゴーグ サンライズ

冒険に焦がれていた幼心に沸いた好奇心を満たしてくれたアニメ作品「巨神ゴーグ」は、神秘とSFを堪能出来る名作としておススメできるアニメ作品です。

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いば・よしあき
昔、インディージョーンズに憧れて冒険家になりたかったのですが、運動神経の悪さから諦めてしまいました。
冒険家はやはり運動神経が良く、鞭を扱える様にならなければいけないと考えていたライターですが、宜しくお願い致します。

(C) 1984 巨神ゴーグ サンライズ

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