プレミアムバンダイで発売のHG 1/144 ガンダムハルート(最終決戦仕様)を素組してみました。
ガンダムハルート最終決戦仕様の特長
ガンダムハルート最終決戦仕様は劇場版ガンダム00後半に登場したアレルヤ、ソーマ・ピーリス搭乗のガンダムで、脚部のブースターが非常にインパクトのあるデサインです。
装着シーンなどはなく、サバーニャ最終決戦仕様と同じタイミングで登場し最後まで活躍しています。
スピードが向上していそうというデザインに加え、シザービットというハサミ型ビット兵器が10個追加されていて攻撃力も向上しています。このハルート最終決戦仕様は映画上映時にはキット化されませんでしたが11年を経てめでたくキット化されました。
プラモデル・ガンダムハルート最終決戦仕様
ガンダムハルート最終決戦仕様のプラモデルはブースター部分が新規パーツになっており、いろプラのランナーが追加されているなど豪華な内容となっており、6つの目が特徴のマルートモード用の頭部も選択して組み立てることができます。選択式であって組み立ててからの変更は前提にはなっていません。
脚部のブースターは膝の関節から下がすべてブースターの部品になっており、もともとあった足のパーツが内蔵されているわけではないのですが、この部分に関しては設定的にも不詳です。反面組み立てはしやすくなっていると言えます。なお、サバーニャ最終決戦仕様と同様このキットでは肘のコンデンサーや太陽炉のレンズ部分の下に貼るシールが、通常版では黒一色だったのが、ダークグリーン系のメタリックにグレードアップしており、見栄えが向上しています。
ハルート共通部分の欠点としてはクリアパーツの塗り分けが必要なところが挙げられますが、このシールによってGNソードライフルのクリアグリーン系とノーマルモードの頭部のゴーグル部分の塗装だけで済むのがありがたいところです。ハルート最終決戦仕様は変形も可能ですが、通常モードにあった足の伸縮がなくなっているためかえって変形は簡単と言えます。また、キットには台座もついているのがいいところで飛行形態、MS形態ともに飾ることが可能です。
ポイント
改造を楽しみたい方向けのポイントとしては脚部のブースターとキャノン砲部分のGNシザービットのコンテナ部分の開閉が考えられますが、キット付属のGNシザービットでは厚みがありすぎて完全な収納は難しいと言えます。また、顔の変形に関してはこのサイズではまず不可能でしょう。
その気になればノーマルのハルートも組めるため、ガンプラ品薄の昨今でもプレミアムバンダイでの扱いのため実におすすめのキットです。
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