2018年にプレミアムバンダイで発売されたHG 1/144 ジンクスIV (指揮官機)を素組みしてみました。
ジンクスIVは2010年の劇場版ガンダム00に登場した機体で、パトリック・コーラサワー、アンドレイ・スミルノフが搭乗していました。
活躍シーンもそれなりに多かったのですが、映画上映当初はプラモデル化がされず、2017年に発表されたアニメガンダムビルドファイターズ バトローグでオリジナルカラー版が登場。まずそのカラー版がプラモデル化、そして2018年に指揮官機のプラモデル化に至るという、長い期間をかけたキット化の一つとなっています。
キットは過去に販売されているジンクスIIIと共通パーツが多く、ポリキャップを各関節に使用した時代のものとなっています。新造パーツとの組み合わせでジンクスIVが作れるようになっていますが、ジンクスIIIはそのまま作ることは出来ません。ジンクスIIIのショートビームライフルが余るのがいいところです。
ジンクスIVとしては武装が非常に多く付属し、NGNバズーカ2丁、ロングバレルとショートバレルが選択できるGNビームライフル、GNバスターソードII、肩の横側につけるGNフィールド発生装置二つ、肩のスラスターに装着する追加ブースター二つ、ビームサーベル二本があり、武装を組み替えて楽しむことが出来ます。
肩の横側のジョイントはボールジョイントになっており、GNフィールド発生装置を角度をつけて羽根のように見せることが出来ます。塗装は太ももと同じ色を各部の円形のパーツに塗り分ける必要がありますが、面積が狭く、濃い色なのでそこまで難しくはないと言えます。
ジンクスIVはロボット魂でも2011年に立体化されていますが、プラモデルのほうがサイズが一回り大きくなっており、ロボット魂版の肩のジョイントは軸接続になっているためGNフィールド発生装置に角度がつけられないという欠点がありました。ガンダム00ではガンダムサバーニャとガンダムハルートの最終決戦仕様が2021年秋にプラモデル化がされており、このジンクスIVの再販売もあるのではないかと期待されます。あるいはMGにも期待したいところです。
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