真夏の暑い夜、海の上に現れた・・・あの大きな光は一体なんだったのだろう・・・。
これは私が高校生の時に体験した話。
夏祭りの行事
私の住んでる地域では、夏になると毎年恒例で海辺の祭りが開催されます。
祭りと言えば、皆さんが連想するような屋台や花火はもちろんありますが、他と違うのは船で競争するという名物行事があえうのです。
地元民の私達は祭りの船に乗る為に、本番より1~2週間ほど前から練習を始めるのでした。
練習する人達は船に乗り、残った人たちは桟橋で船が戻ってくるのを待つ。
戻ってきたら他の人と交代して休憩。練習期間はいつもそんな感じです。
なんの光だろう?
日が暮れかかり、そろそろ今日の練習は終わりというころ。
私は桟橋で戻ってくる船を待ちながら、きれいな夏の夜空を眺めていると、みんなが漕いで行った沖の方になにかの光が見えた。
時々、飛行機が飛んでいる事もあるのですが、それとは全く違って巨大で太陽の光ほどのまばゆい光の塊。
それが沖の方からゆっくり近づいてきたと思った瞬間、新幹線のような速さになり、一瞬のうちに頭上を通り過ぎていきました。
「なんだったんだろう?」と思って振り向いても、そこにはいつもの夜空で光は消えてしまったのです。
船で漕いでいた人たちが戻ってきて、乗っていた人も見ているのと思って聞いてみると。
皆口を揃えて、「そんな光は見ていない、飛行機の見間違いじゃないのか?」と笑われるだけでした。
見間違いだったのかと思いましたが、片付けも終わり帰り際に光が消えていった方を眺めた。
するとそこには、あの光が山頂あたりの空中で止まっており、明らかに星とは違う光り方をしていたのですぐに分かりました。
その周りに同じような謎の光がもう一つ二つと増え、少しの間そこに留まり続けた後、音もなくすうっと上昇していき空の彼方へ去って消え去っていったのです。
やはりあれはUFOだったのでは・・・皆に否定される中、私はいまだにそう思っています。
夢をみた
あの光を見て1年後、コロナが流行って夏祭りは中止になりましたが、あの光を見た同じ日におかしな夢を見ました。
同じ場所、同じ時間帯、同じ人たち・・・まるで祭りの練習中のような光景。
私も同じように桟橋に立っています。
そして、あの光が海岸の上に浮かび、その下には幾人もの人が輪になっています。
そこだけモヤがかかったような感じで、性別や容姿、正直、人間かも怪しまれますが直感的にあの光の持ち主だと感じました。
桟橋からそこそこ距離があるのに、その人と思える者たちの話し声がはっきりと聞こえてきます。
「地球は数年大変なことになるがなんとかなるだろう、暫くすると元に戻る。」
他にも「XXXと戦争が起きる」や「XXXが殺される」「クーデターが起きる」などの沢山の話をしたのですが、よく聞き取れない事が多かった。
まるで脳裏に直接話しかけているよう、話し合っているよりは、私に話かけている・・・そんな感じでもあります。
しばらく経つと、あの日に体験したと全く同じように消えていき、夢から覚めました。
一体なんだったのでしょう
ふと思うのですが、夢だったのでしょうか?
UFOに遭遇した人の中には記憶が消されたという話もあり、ふとした事で記憶の一部が夢として思い出されたようにも思えるのです。
いずれにせよ、実際コロナが落ち着いてきており、あの夢通りになっています。
他の幾つかもこれから起きる事なのでしょうか?
あの人は一体何をしたかったのだろうか未だに謎です。
※画像はイメージです。
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