MENU

キモかわ妖怪「五体面」

当サイトは「Googleアドセンス」や「アフィリエイトプログラム」に参加しており広告表示を含んでいます。

妖怪「五体面」をご存知でしょうか?
描かれた絵を見るとキモかわいい!と思うかもしれません・・・そんな五体面は、意外に深い意味を持つ妖怪でもあるのです。

今回は、どんな妖怪なのか?何をしてくるのか?
言われている五体面の解釈、そして、私の考察も交えながらシェアしていきます!

目次

妖怪五体面って、どんな妖怪?

五体面という妖怪は、「百鬼夜行絵巻」に描かれているとされ、妖怪の名前と姿のみしか分からないことから詳細不明とされているようです。
その姿は、おじさん風の顔から直接手足を生やし、頭、両手、両足のことを五体というそうで、そこから命名されているようです。

見るからにキモかわ妖怪で、その形状を例えるとすれば、故鳥山明先生の代表作「Drスランプ あられちゃん」に出てくるキャラクターの「にこちゃん大王」に見えます。
そうすると、何だか愛くるしいようにも見えてくるのが不思議です。

五体面とは?

五体面の得意なことは「人を笑わせること」であり、酒場で芸を見せて笑わせるそうですが、笑わない場合は怒ったり泣いたりするそうです。しかも、普通に怒るではなく、暴れ回るほど。
勝手に泣いたり、めちゃくちゃ暴れた後は、やる気が失せて寝るそうで、単なるわがままな妖怪なのでは?

しかしながら、名前と姿のみしか分からないはずなのに、こういった情報はどこから?という疑問を持たれる方がいてしかりでしょう。
妖怪を調べていくと、故水木しげる先生の「妖怪ビジュアル大図鑑」にこのような設定が書かれており、ゲゲゲの鬼太郎に登場した覚えはありませんので、先生みずからが調べたものか、独自の設定なのだと推測します。

「五体面」には、言葉遊びで「五体面」を「御体面」として、「世間を気にする」とか、「蟹の横這い」をイメージさせる事から「本筋からずれる」というように「物事の邪魔をする妖怪」として解釈があるようです。

ちなみに蟹の横這いとは、簡単に説明するとカニが横に進む有り様から、「あ~、なんか全然、物事進まないな~」ということです。  

妖怪「五体面」

「五体面」は自分勝手な妖怪ですが、その形状からしてめんどくさいけど憎めない妖怪かと思ってしまいます。
五体面よ!もし君に会えたら、思いっきり俺がネタ披露して笑わせてやるよ!
でも、機嫌悪くしないでね。

参考
wikiペディア 「五体面」
妖怪ビジュアル大図鑑

featured image:尾田淑, Public domain, via Wikimedia Commons

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

どんな事でも感想を書いて!ネガティブも可!

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次