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グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバースのご紹介

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これは1950年代の大学街ケンブリッジとロンドンの間にある素晴らしく美しい村、グランチェスターの若い牧師が主人公の探偵ものです。

シドニー牧師は独身の20代後半から30代前半の若い男性で、妹の友達のアマンダという斜陽貴族の端くれのガールフレンドもいます。古い牧師館に住み、身の回りの世話をしてくれるマグワイア夫人という不愛想な戦争未亡人のおばさん(ツンデレでほんとはいい人)、それに副牧師でこの時代では違法だったゲイのレナードもいます。

シドニー牧師が事件の捜査を始めたきっかけは、自殺とされた信者さんのお葬式を司式した後、自殺じゃないという不思議な女性の言葉が気になって調べ、殺人事件として犯人を突き止めたことからでした。こういう素人探偵は、他のドラマでは地元刑事に睨まれるのですが、シドニー牧師の場合は逆に地元刑事で年上のジョーディーと親しくなり、パブでエールビールなんか飲みながら協力して色々な事件を調べることが多いです。

ジョーディー刑事とは家族ぐるみの付き合いで、末っ子に洗礼を授けたのもシドニーでした。この若いイケメンのシドニー牧師は、第二次世界大戦に従軍したときに起きたことでトラウマを抱えているので、ジャズとお酒が欠かせないんですが、これがその後明らかになって来るんですね。

このドラマの製作者は、原作者でもあるジェームズ・ランシーで、カンタベリー大主教だったロバート・ランシー(チャールズ&ダイアナ結婚式を司式した方)の息子であり、シドニー牧師は父ロバートがモデルなのです。カンタベリー大主教とは、イギリス聖公会アングリカン・チャーチの最高峰の聖職者ですが、ロバート・ランシーは第二次世界大戦に従軍し戦車に乗って北西ヨーロッパで戦ったことでも有名なのです。

ど偉い人がモデルですね。
そしてシドニー牧師役のジェームズ・ノートンはドラマ「戦争と平和」、「ハッピーバレー」「マクマフィア」などにも出演している売れっ子です。

それにしても、第二次世界大戦を生き抜いた兵士は「The greatest Generation」と言われてトラウマなんて持っていないと思っていたのですが、シドニー牧師が悲しそうな鬱っぽい表情をして自転車で走り回っているのを見ると、やっぱり戦争は大変な経験だったのだということがわかります。
ということで、このドラマもミリタリーファンにおすすめしておきます。

出演:Robson Green, 出演:James Norton, 出演:Morven Christie, 出演:Tessa Peake-Jones, 出演:Al Weaver
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グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース (C) Kudos

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