プレミアムバンダイで発売された、「RE/100 1/100 ガンイージ・プロトタイプ」を組み立てました。
ガンイージ・プロトタイプの出典は1994年ごろ発売された、機動戦士Vガンダムモビルスーツハンドブックに掲載された機体です。
設定上はガンイージの肩のビームサーベルとマルチランチャーの部分と、頭部バルカン砲の固定武装がまだついていない。
塗装がホワイトであるというところがガンイージと異なる部分となっています。
Vガンダム放送当時にはキット化不可能に近いパーツ構成となっており、発表時期が番組末期だったことと、次番組であるGガンダムが控えていたこともあり、模型誌に作例が乗ることもない超マイナー機体です。
なお、設定資料集などにも非掲載なケースが多くなっています。キット自体はRE1/100ガンイージをベースにしていることから組み立てが簡単で、可動範囲も広く安定感もあるものになっているところが利点です。
ビームライフルとクリアパーツのビームシールドも付属しますが、こちらはMGVガンダムと同じ部品になっているのが嬉しいです。
塗装が必要なパーツが有るのが特徴で、頬横の赤い部分と胸部ダクトの赤い部分はシールもなく塗装したほうが良いでしょう。なお、カラーの写真はキットについてこないため、インターネットの販売ページを参考にする必要があります。塗装変更機だけに余剰パーツが多いことも特徴で、バルカン砲のある頭部を作ったり、ビームサーベルやマルチランチャーを両肩に装着することも可能です。
設計上は別売りのガンブラスターのバックパックの装着も可能となっています。
このプロトタイプガンイージはガンダムカラーに塗り分けられていたものも設計上は存在しています。
すでにガンイージのバリエーションは砂漠仕様、ブルーバード隊仕様とこのプロトタイプ、ガンイージと登場しており、今後ガンダムカラーのガンイージプロトタイプが登場した場合、ガンイージのバリエーションはコンプリートとなります。
キットのボックスアートはフルカラーではないもののストーリー性のあるもので秀逸です。
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