プレミアムバンダイで発売されたHG 1/144 ガンダムサバーニャ(最終決戦仕様)を素組しました。
ガンダムサバーニャ最終決戦仕様とは
劇場版ガンダム00の後半に登場した、射撃タイプのガンダム・ガンダムサバーニャのライフルビットを内蔵したホルスタービットという武装を4つ追加したタイプで、背中のアームを介して取り付けられています。
ホルスタービットとライフルビットの組み合わせで広範囲攻撃が可能でひし形に並べたホルスタービットからビームを発射することも可能でした。
ガンダムサバーニャ最終決戦仕様のキット化
ガンダムサバーニャ最終決戦仕様は映画本編に登場した主要機体でしたが、2010年の映画上映時にはキットがなされず、11年もの期間を経てプレミアムバンダイで販売されることに至りました。
ガンダム00シリーズとしては作中登場からキット化までがガンダムハルート最終決戦仕様と並び、現時点で最も遅い部類となっています。今後セラヴィーガンダムIIなどが登場した場合はまた変わってくるでしょう。
ガンダムサバーニャ最終決戦仕様のキットについて
ガンダムサバーニャ本体は当時発売されていたキットと変化はありませんが、追加パーツはおそらくKPSが使われており、ポリキャップを使わずに回転できる箇所があり、この当たりが発売が遅くなった原因ではと思わせるものがあります。
手持ちライフルが変形してライフルビットになる設定がありますが、キットでもライフルビットのみの形態で4丁ついてきます。ただし、スタンドなどは付属しておらず自分で用意する必要があります。このライフルビットの惜しいところとして、グレー一色の成形で、本体付属のライフルにあるクリアーパーツが再現されていないところがあります。塗装かシールでフォローする必要があるのですが、クリアーパーツを表現するのは難しいと言えるでしょう。
形状自体は手持ちのライフルで再現できるため、通常キットのガンダムサバーニャを多数買って再現ということも可能ではありますが現在のガンプラ流通状況ではかなり難しいと言えます。ホルスタービットは場所を変えての装着、外すことなどが可能となっており、片方に寄せてみることも可能です。
この最終形態では背中に背負ったホルスタービットがないとわかりにくいという問題があり、出撃時のビットフル装備で飾る方が多いのではと考えられます。なお、旧キットからクリアーパーツは透明一色で額の紫の部分は塗装が必要となますが、塗装自体は少なくすみます。このキットでもミサイル発射携帯は完全再現されておらず、MGへの期待感もあります。
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