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世界的に有名な銃器メーカー・ヘッケラー&コッホ社だが?

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H&K、ヘッケラー&コッホ社はサブマシンガンのMP5やアサルトライフルG3などで世界的に有名なドイツの銃器メーカーです。今年、報じられたニュースによると・・・

2019年春先に報じられたのが、ヘッケラー&コッホ社の経営危機という意外なニュースでした。ドイツのみならず世界各国の法執行機関や軍隊であまねく使用されているこの会社としては、何故経営危機?あんなに売れているのにと感じられた方も多いと思います。只、銃器とは言え工業製品なので不具合はつきもののようで、そうした製品の回収や改修に費やす費用が馬鹿にならないことが経営を悪化させていたとも伝えられています。

Arpingstone [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由

そもそも銃器を知る方なら誰でも知っている有名会社ではあるものの、実は売上高で見た場合には2018年度で日本円で275億円と非常に少ないのが実情です。アメリカ最大で、かつ世界最大の銃器メーカーであるS&W社であっても日本円での売上高は年間約300億円前後でしかなく、知名度の割に市場規模は知れていると言うのが銃器メーカーと言えそうです。これが戦闘機も生産するボーイング社であれば約1兆円もの売上を誇り、正に同じ軍事関連企業とは言え桁違いの規模である事が窺えるものと言えます。

かつての特殊部隊に欠かせなかった大ベストセラーのサブマシンガンMP5や、最近ではPDWとして注目を集めるMP7などか革新的な製品を輩出する会社としては本当に意外な感じを抱きますが、所詮人が所持する程度の銃器ではそこまで莫大な売上を上げることは難しいということなのでしょう。

■MP7
KrisfromGermany [Public domain], via Wikimedia Commons

また2019年11月には、ヘッケラー&コッホ社の株主が現在のドイツからフランスに移る可能性が大きいことも報じられていました。
ドイツの会社と言うイメージが強い同社ですが、かつても一時期はイギリスの資本となっていた時期もありました。とは言え第一次・第二次大戦を始め、複数回の実際の戦争を繰り返してきた、かつての「敵国」にドイツを代表する銃器メーカーの資本が変わるという事は、やはり日本人としては違和感を禁じ得ないものがあります。

ドイツでこうした報道を受けて反対する声は上がらないものかと・・・少し心配にもなるニュースでした。

※画像はイメージです。

eyecatch source:Heckler & Koch [Public domain], via Wikimedia Commons
上記パブリックドメインのロゴを加工して使用しております。

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