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前世の記憶を書き換えた?

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現在は閉店しているのですが、東京にあったヒーリングサロンへ行っていた時の体験談を話したいと思います。
このヒーリングサロンには、スピリチュアルにはまった友人の紹介で訪れたのですが、これがなかなか面白い体験をさせてくれましたのでちょっと聞いて下さいませ。

目次

まずは夢の話

私がまだ社会人になって数年という頃、とんでもない夢を見たことがありました。
その夢とは、ものすごく視界が悪いというか、薄暗いところに立っている、というのが最初の印象。よくよく目を凝らしてみると、明かり取りもろくにない長屋のような建物の中に佇んでいたんですね。
仕切り壁も殆どない吹き抜けのような構造になっていたため、私が立っている場所からは屋内の様子が丸見え。

その長屋の中ですが、生きているのか死んでいるのかよく判らない住人が20~30人くらい、床や土間に転がってうめいていたり、座っていたりしていました。腐っているのか、体中の毛穴という毛穴から膿がどろどろ出ているというのに、動こうと必死になって指先を床に立て震えたり。着ている服の窪みに鶏がらスープの上澄み液のような色をした、薄黄色い膿が溜まっていたのが妙に印象的。

死斑が出て全身紫色になってしまっている赤ん坊だとか、食いかけのまま放置されて腐ってた釜の中とか、今でもはっきり思い出します。

何故、こんな地獄絵図が展開されていたのか、この時は知らなかったんですが、どうやら井戸に毒を入れられたようです。
しかし、こんな凄惨な光景を目の当たりにしても私は冷静で、「あと二、三日も放っておけば、ちゃんと死んでくれるだろうからしばらく待とう、みんな死んじまったらここの屋根を落として、土を被せて埋めてしまえばいい」と、まるで工事の手順を相談するように、この時一緒にいた数人の仲間と話をしていたんですね。恐らくは、その通りにしたと思います。

この夢の内容は私の過去世の記憶と後に友人が教えてくれました。こんな裏街道まっしぐらの荒んだ生活をしていたんですかね。

ヒーリングサロンでの変化

さてのヒーリングに戻ります。このヒーリングサロンでは、少なくとも3回はヒーリングを受けて下さいと言われたので3回通いました。

不思議なことが起こったのは、2回目のヒーリングを終えて帰りの電車に乗った時のことでした。座席に腰を下ろして、やれやれとため息をついたとたん、不意に頭の中に夢で見た長屋の中の風景が思い浮かんで来たんですね。何で今頃思い出したんだろ、と思っていたら、昔の映画を見るような感じでどんどん話が進んで行くんですね。

びっくりしたのは、またあの恐ろし気な光景を見るかと思っていたのが、全然別の映像になってしまったことです。
長屋の中につっ立っていたのは同じですが、後始末の話をする前に、私の後ろにいた仲間数人がどやどやと土間を上がって行って、呻吟している住人を抱き起して水を飲ませたり、薬を飲ませたりして介抱し始めたんです。

しかも薄日が差してきて長屋の中が明るくなり、日の出が近いような雰囲気でした。あれよあれよと言う間に何人かの住人が元気を取り戻し起き上がり、話をし始めたりしました。やがて回復した住人の一人が、「田んぼが心配だから、ちょっと様子を見て来る」と言って、外に出ようとしたんです。

住人が行く方を見ると、壁に長方形の穴があり、猫の出入り口のような、戸を取っ払った敷居と鴨居しかない空間という感じ。そこから外へ出ようとしていると、ちょうど太陽が昇ってきて、出入り口からは溢れんばかりの光が満ちています。
後から後から何人も住人がその出入り口の向こうへと行ったのを見送って、その映像は終わりました。

レトリーバル

どういうこと? と思いつつ帰宅し、3回目のヒーリングに行った時にこの話をしたら、それはレトリーバルというものだと教えてくれました。レトリーバルは簡単に説明すると「亡くなった魂の救出」ですが、説明するとここに書ききれない程になりますので、またいずれか。つまりは、あの出入り口を通って行った人達は、恐らく成仏したのだろうと思います。

ヒーリングを受けている中で観えたのですが、あの長屋は建て直したようにすっかりきれいになっていました。ちょっとした温泉旅館のようでもあり、これは見違えたなと。奥の部屋に入って行ったら小奇麗な床の間があり、そこに掛け軸が飾ってありった掛け軸を見てびっくり。

私がまだ小学生だった頃、自宅の座敷にあった掛け軸でした。
何でこんなところに?! というのが正直な感想ですが、あれはどういう意味があったんでしょうね。こればかりは今もって謎です。

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