映画版GレコⅣの新規シーンから活躍が期待される?!
HG 1/144 マックナイフ(マスク専用機)を素組みしてみました。
マックナイフとは
マックナイフはGのレコンギスタに登場する敵モビルスーツ。指全てにビーム砲、手の甲に四連ビーム砲、さらに手首にビームバルカン砲、片足に三門のビームバルカン、二門のグレネードランチャーを備えている上、さらに足先にも5門のビーム砲を持つ、その上に作中で禁忌兵器に近いフォトンボムを内蔵しているという非常に攻撃的なモビルスーツです。
所属はキャピタル・アーミー。本来は軌道エレベーターに侵略する敵を撃退する目的であり、作中では傷つけてはならない施設が多数存在するため過剰な火力は必要なのか?とストーリー中で思わせるシーンが何度もある中で、ハリネズミのような機体として存在しています。
TV版ではマスク大尉が登場した機体はフェードアウトする形で最終機体のカバカーリーに登場したのですが、映画版GレコⅣの予告の時点ではテレビにはなかったパーフェクトパックのGセルフとぶつかるのではと思わせるシーンがあり、非常に期待が高まります。予告の時点でのマスク大尉が「殺人者!!」とGセルフに襲いかかるシーンの凄まじい作画も見どころです。
HGマックナイフのキットの特徴
HGマックナイフはKPS関節の良さを生かしたキットで、腕や足などが独特の動き方をしますが、ひじが水平方向に回転しません。それでも非常にポージングが楽しめるので問題ありませんが、改造するとしたらKPSのランナーを使うのがベターで、ポリキャップを仕込むスペースはないといえます。
塗装は胸部のオフホワイト、足のグレネードランチャーの赤などわずかながら必要となっていて、目はシールとなっていますが、パターンまでは再現されていません。目のパターンは放送時点からが設定されていたそうです。プリンターで1/144サイズで印刷できるか微妙ですが、デザイナーである形部一平さんのTwitterなどで目のパターンが公開されているのでシールを作るのも面白いかも知れません。
スタンドが付属するのですが特に初期ロットはゆるいのが欠点と言えます。作中ではエース機と量産機があり、マスク大尉以外にバララというキャラクターが搭乗する機体もエース機となっています。こちらの再現をファレホで試みましたが、マゼンタ、オレンジ、様々な色を混ぜたグレーでどうにか形に出来ました。
マックナイフの今後
HGマックナイフは再販が少なく、目の違う量産型も販売されましたがこちらも再販されていないという状態です。欲を言えばシールをRGレベルのクオリティにして販売してほしいですが難しいでしょう。
ガンプラバトルの漫画作品でマックナイフグラデーションと言う機体が登場していますがこちらも模型化されていません。
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