プレミアムバンダイで発売されたHG 1/144 ガンダムヘビーアームズ改を素組してみました。
ガンダムヘビーアームズ改の特徴
ガンダムヘビーアームズ改はガンダムWの後半に登場した、ヘビーアームズの宇宙用に改修した機体。カラーパターンなどには変化がなく、バックパックや各アーマーのスラスターが強化され、ビームガトリングガンがダブルビームガトリングガンに強化されているところが特徴なのです。
作中で通常のビームガトリングガンですでに敵を次々と撃破し、弾切れもあるという弱点のある中でダブル化して威力をアップするという路線を選んでいるあたりがさすがガンダムWというポイントで、両腕にガトリングガンをもたせたり、一門を肩につけたりはしない独特の豪快さがあります。
ウィングガンダムゼロのツインバスターライフルのそれぞれの手に持てる、弾切れがほぼないというパワーアップとは凄い違いということもできます。
キットとしてのヘビーアームズ改
HGACヘビーアームズ改は価格が1650円で改修前のヘビーアームズと同価格という買いやすいキットとなっていますが、同じ方向性だったガンダムサンドロック改と比べ、素のヘビーアームズに組み立てることができないというところが注意点となっています。
プレミアムバンダイの販売のみということで欲しい人は急いだほうがいいのも確かです。ガンダムではありますが、サンドロック改の再販もあまり多くないことから、一旦販売期間が終わった場合入手困難となる可能性が高めです。
ヘビーアームズ改の色のポイント
ヘビーアームズ改の塗装が必要な箇所はヘビーアームズとほぼ同じでシールでもフォローはされていますが、胸の黄色いダクト、胸の青いV字の塗装が必要で、肩のミサイル部分も黒で枠を塗装したほうが良いでしょう。
あとはスミ入れなどで済ますことができます。本腰を入れて塗装する場合、パーツの取り付けで塗装がかすれるおそれがあるのが気をつけるべき点と言えます。
ヘビーアームズ改の改修ポイント
このキットは全体的にガトリングガンの砲口が浅くなっているので、根気のある人はドリルで深めに穴を彫っていくとより迫力が出るでしょう。ただし、失敗した場合のリカバーが難しい箇所でもあります。
アンテナをシャープにするということも考えられますが、ミサイルを取り外し可能にする必要まではないでしょう。
まとめ
ヘビーアームズ改は独特な立ち位置のキットで、再販頻度は低いとは考えられますが、組立てやすさなどはほぼヘビーアームズと同等で低価格というところもメリットのキットです。
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