今回は、こち亀こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の名物キャラクター。
4年に一回のオリンピックの時にしか登場しないレアなキャラクターで、またこち亀の陰の主役ともいわれている「その日、日暮」こと、日暮熟睡男を紹介したいと思います。
彼が登場したのは、モスクワオリンピックの年である1980年が初登場で、あのロッキード事件を解決に導いた・・・後にこの設定の部分は修正されてしまいましたが、超能力を使い、あらゆる難事件や、またこれから起こる事件を予測し、犯人と行方不明者を念写で見つけてしまうと、とんでもない能力をもった警察官だったのです。
・・・が、超能力を使うゆえに、ある問題を抱えてしまったのです。
それは超能力を使うがゆえに非常に体力を消費してしまい、また本人は非常にものぐさな性格をしているため超能力を使うと昏睡してしまい、そのまま4年間も寝入ってしまうようになった・・・ある意味、悲運?のキャラクターでもありました。
ただ世の中に色々な漫画がある中で、4年に一度登場するのキャラクターとしてと非常にまれな存在感は、筆者にとって衝撃的なキャラクターでもありました。
そしてオリンピックが始まる頃になると、ジャンプを読んでいる友達の間で日暮の時期が来たと、合言葉みたいになっていた記憶があります。
また連載期間中に登場したのは、なんとたったの13回だけと、そんな登場回数にも関わらず、こち亀を代表するキャラクターにもなった日暮。
筆者は両さんが彼を起こしに行く時が非常に楽しみで、起こしに行く事が年を重ねるごとに過激になっていくのが非常に見ものでした。
特に日暮の部屋が古代生物の住処と化して、ジャングルみたいに鬱蒼とした中で食虫植物に食べられて消化寸前と彼の部屋の異常さに驚いていたものです。
後の両さんの説明によれば、あのアンブレラ社が欲しがる程、他の生物と掛け合わせて新しい生物を作る趣味があると・・・もし下手をすれば、とんでもない人物になっていたかもしれない。
ものぐさな性格をしているわりに、意外に多才な才能を持っており、性格もものぐさでは無ければ、もっと別な人生があったかもしれないと、おしい能力の持ち主です・・・
そんな日暮ですが2021年、ジャンプに登場しました。
本当であれば、去年の2020年がオリンピックイヤーで7月にも目を覚ましたのですが、両津がコロナ禍で延期となった説明を面倒に思って、「今は2019年だ」とだまして寝かした経緯があるので、今回の登場はないのでは?とおもっていたので、ジャンプをみた時に著者は大変喜です。
(C) こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治・アトリエびーだま/集英社
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