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「今日からヒットマン」を勧めたい!

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ある日、不運なことに殺し屋と遭遇し中年サラリーマンと殺し屋の二つの顔を持つことになるストーリー。
シリアスな展開もあるがスケベ心を出したり、トラブルの度に機転を利かせることで乗り切るドタバタコメディ風なガンアクション。

目次

あらすじ

稲葉十吉は食品会社に勤める34歳の新婚のサラリーマンなのだが、偶然、仕事帰りに銃撃戦に遭遇する。
そのいざこざに巻き込まれ、なおかつ致命傷を負った裏社会で二丁と呼ばれる凄腕の殺し屋とかかわる事になってしまう。

二丁が死ぬ間際に自らの任務の遂行とパートナーの女性を救い出す方法として考えついたのでは稲葉十吉を利用すること。
稲葉十吉の殺し屋の心得を伝授しながら、裏社会の組織コンビニに依頼した内容は、「6時間以内に恋人兼相棒のちなつを救いターゲットを殺せば全財産を譲るが、失敗した場合は稲葉十吉とその家族を殺してくれ」という内容だった。
こうして稲葉十吉は二丁の代わりにターゲットのいる場所まで向かうが・・・・。

この作品の魅力

心配するちなつに十吉はお返しとばかりにちなつのおっぱいをかんだりもするエロイ部分も入れている。
エロイ場面はほかにもあってコンビニからの仕事で工場での取引相手ともめて銃撃戦になり、ちなつに工場の電気を消してくれの場面で妻、美沙子にも知らずにメールを送ってしまい、自宅で室内を暗くし裸エプロン状態で待っている美沙子のお約束シーンも入れている。

十吉も取引相手の犯罪チームに囲まれ、「お前の名前は」、「そちらのトラブルだろう」と聞かれたとき上司からの電話がかってきて、「納品はいくつだっけ」、「取引先でトラブルだから向かってくれ」などの返答に納品が二ケースのところを「二丁だと」答えたり。
「問題ない。状況は、すぐに解決する」と上司に口調が違うところを怪しまれながらも機転を利かせ、裏社会で有名な二丁の名前を出すことで相手に対して有利な交渉を進めたりする場合もあって笑えます。

支部長の丸メガネが二代目二丁の情報を敵に流し十吉の妻、美沙子まで巻き込んだときは真剣な顔で「次、俺の情報を流したら殺すぞ」とシリアスな顔も見せる。
コンビニから別の依頼で銃撃戦を体験した後、下着が女物の下着になっていたことでコンビニ直轄の凄腕殺し屋集団”影”の一人である加藤に、あれが元”影”を倒したこともある二代目二丁かとあきれ返させるなど、大物なのか悪運が強いだけなのかと周りの評価は辛口。

このあたりは作者が面白くするためにあえて銃撃戦とは違う展開を見せてくれているのでしょう。

お勧めしたい作品

コンビ二での裏切者による内紛やコンビニと敵対する組織スーマーとの抗争で評価を上げていく十吉だが、最後まで臆病なサラリーマンは変わらず読者をひきつける展開だった。
コンビニとスーマーとの5vs5の代表戦では十吉に不利な狙撃対決でも勝利を勝ち取るがフロントサイトにちなつの下着をつけて照準を合わせたりと銃の照準がぶれているからとはいえ他に方法がなかったのかとつっこみを入れたくなる。

コンビの習志野支部の支部長で通称、丸メガネなど初対面はできる人物ですごみがあったのにストーリーが続くとずるくてダメ人間をさらしたりもする。普段は愛人の前や部下の前では調子のイイコトを言ったりする人物だが、いざとなると覚悟を決めた男前な部分を見せ、部下のキノコ頭、アルバイト待遇のブキオなどの濃いキャラもいて群青劇のような展開もある。

裏社会を題材にした漫画なのに面白いと感じさせる、お勧めしたい作品です。

著:むとうひろし
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(C) 今日からヒットマン むとうひろし 日本文芸社/週刊漫画ゴラク

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