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日本の黙示録?日月神示とは何なのか

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キリスト教の黙示録を筆頭に、有名なノストラダムスの大予言。そして、一時期騒がれた古代マヤ文明の予言。この世の中には、未来のことを教えてくれるとされる「予言書」が多くあります。信じるにせよ信じないにせよ、その内容に心惹かれる人は少なくありません。

今回ご紹介していく「日月神示」も、そんな予言書的性質を持つ存在の一つ。
日月神示とは、一体何なのでしょうか。そして、どんなことが書かれているのでしょうか。この記事で、わかりやすくご紹介していきます。

目次

日月神示とは

「日月神示(ひつきしんじ)」とは、昭和19年から27年の長い時間をかけて書かれたと言われている日本の書物です。筆者は神道家の岡本天明という人物であり、彼が国常立尊という神からのお告げを受けて自動書記したものとされています。

日月神示の原文は、ほぼ全てが漢字と漢数字で構成されているため、読み通すのは非常に困難です。幾通りもの読み方ができる上、(オカルトチックなことだけでなく)扱う内容も多岐に渡るため、人によって解釈も異なります。

しかし、「神示(お告げ)」である以上、予言書的性質を多分に持つことは確かです。その内容の詳細は後に触れますが、日本独自の「黙示録」的な書物であることは確かでしょう。

ちなみに、日月神示は「ひふみ神示」と呼ばれることもあります。これは日月神示を、漢字と平仮名にして読めるように直したもので、現在一般的に知られているものです。

日月神示に書かれていること

日月神示では予言だけでなく、物事の道理といった「考え方」なども数多く扱われています。この項では、そういった内容の中でも代表的で、有名なものをご紹介していきます。

天の岩戸

「天の岩戸」と言えば、日本神話で太陽神・天照大神が姿を隠した場所、及び、その神話を指します。日月神示でも、この天の岩戸に関する記述があります。

日月神示によると、神話で描かれた「天の岩戸伝説」は一度で終わるものではなく、幾度も繰り返されるものとされています。つまり、「天照大神が岩戸から出て終わり」ではなく、「岩戸の開け閉め」が繰り返されている、と言うのです。

これの全てが終わるのが平成の世とのこと。その根拠は、平成の字を分解し、一(イ)と八(ハ・ワ)と十(ト)が成る(成就する)というもの。

今は平成を過ぎ令和の世になりました。少し世の中を見渡してみれば、何か変化が起こっているのかもしれません。

三千世界の大道

神示を「神からのお告げ」と考えるのであれば、日月神示には少し変わった記述が存在しています。それが、「三千世界の大道」と呼ばれるものです。

これによると、日月神示は宗教や教えなどではなく、あくまでも「大道」であるとのこと。三千世界とは、この広い世界のことを指します。そして大道とは、人が歩むべき道という意味になります。つまり、日月神示は「人の指標」的なものだということです。

また、日月神示にはこれまでの宗教を否定するような記述も存在しています。
その代表的なものが、「右の頬を打たれたら……」というイエス・キリストの有名な言葉です。これは「人を許す大切さ」を表すものだと考えることができますが、日月神示では、「相手を本当に愛しているならば、打たれることは無いはずだ」と、真っ向から否定する形になっています。

既存の宗教の否定。そして、日月神示そのものを宗教ではないと語る姿勢。これは、この神示特有のものだと言えるでしょう。

終戦について

日月神示は予言書だと言われています。それをわかりやすく示すのが、終戦についてのエピソードです。

岡本天明は、太平洋戦争が終戦する1年以上前にお告げを受け、日月神示を書き始めたとされています。そして、書記を始めてすぐに、終戦についての啓示を受けたというエピソードが残っています。

曰く、当時同盟国だった「ドイツやイタリアがあてにならない」ことや「東京が焼野原になる」こと、そして「日本が一度潰れ、人が皆絶望するときがくる」とのこと。これは、当時の状況に正に当てはまっています。その上で、「夜明け前が一番暗い」として、近く終戦になることも書かれているのです。

当時、日月神示は一部の人間の間で有名なものとなっていました。そして、これを読んだ人の中には軍人も含まれていたことでしょう。
終戦前に日月神示を読んだ軍人は、一体何を思ったのでしょうか。

日月神示の信憑性

一定の年齢以上の人であれば、「ノストラダムスの大予言」が流行したときのことを覚えていることでしょう。大人たちの真意は不明ですが、当時の子供たちには、信じようと信じまいと、ある程度の恐怖感が存在していました。

日月神示にも、「この世の終わり」にまつわる予言が存在しています。これは「三千世界の大洗濯」と呼ばれており、災害や天変地異などの大災厄が起こり、この世もあの世も全てが大きく変わるとされています。

現在、日本や世界で戦争や大災害が起こっています。これらのことを踏まえて、「信憑性」がある」と考えることできるでしょう。しかし忘れてはならないのが、日月神示には色々な解釈方法があるということ。そして何より、これらはあくまでも「予言」であるということです。

別の人が日月神示の原文を読めば、まったく別のことを読み取るかもしれません。また、世界中を見渡せは数えきれないほどの予言が存在しており、それらが当たってとすれば、私たち人間は何度も滅亡しているはずです。

信じるか信じないかは、その人の自由です。しかし、必要以上に怖がる必要はないでしょう。

まとめ

戦時中に書かれた日本的な黙示録・日月神示についてご紹介してきました。
未来に対する不安が強い昨今、先のことを指し示す予言に興味を惹かれる人は多いことでしょう。また、内容を知って不安になる人もいることでしょう。

日月神示に書かれたことが本当に起こるのかどうか。それは、まだわかりません。しかし、「起こりえる可能性の一つ」として考えておくことは、決して損ではないでしょう。

※画像はイメージです。

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