ある時の事です。帰宅後に自分の部屋で一息ついて、お茶を飲みたくなったから部屋から出ようと思ったとき、「パタン」と音がして振り返ってみると机の上に置いてあった筆箱が落ちた。
「机のギリギリに置いてあったからなー」と思い、気にせずに部屋を出ようとすると今度は「バサッ」と音がして、見るとカーテンが揺れていた。
「え?窓を開けていないのに?」となんだか怖くなり、慌てて別の部屋にいる姉に話して来てもらいましたが、何事もなく・・・思い過ごしだろうと思って、その日はなに事もなく過ごしました。
その日だけではなかった!
次の日、部屋を出ようとしたら「ガタン」と物音がして、今度は本棚に置いてあった本が数冊落ちた。
「さすがに詰め込みすぎだったからかな」と思って片付けていたところ。
閉めていたはずの部屋のドアがあき「え?」と思った瞬間、不自然な程に大きな音を立てて閉まり、ギョッとしました。
なにがきっかけなのか解らないけれど、その日からそんな怪奇現象が起き始め、時間を見ると大体同じ頃の時刻なのです。この時間に部屋にいなければ、こんなことを体験しくて良いのかも!と思い、その日から、その時間には何があっても部屋にいないようにしようと決めました。
しかし・・・、なぜかその時間になると自分の気持ちとは裏腹に勝手に足が向いてしまうのです。
調べていくうちに・・・
困った私は、ネットで調べて怪奇現象に効くという「お札」をプリントし部屋のあちこちに貼り、さすがに家族も驚き、どうしたものかと話を聞いてくれるようになりました。
それと同時に家族もなんらかの怪奇現象を体験するようになり、近所で何か起こったことは調べたり、お墓が近くにないか、この土地をたてるときに何かなかったかなどを調べるようになったのです。
そんななか、この土地の前の所有者がたまたま知り合いだったので聞いてみると、やはり曰く付きの場所だったらしい。それはこの土地には、土地を守る目にみえない存在がいたという。
土地を浄化するのに霊媒師さんを読んで、ここから立ち去っていただけるようにお祈りをしていただくと、次の日から何もなかったようにピタリと怪奇現象がおさまりました。
まだ腑に落ちない事もありますが・・・めでたしめでたしです。
※画像はイメージです。
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