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日本ではマイナーなスポーツがズラリ「コナミックスポーツインソウル」の思い出

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オリンピックが迫ってくると発売されるのが「オリンピックゲーム」です。
「コナミックスポーツインソウル」は、文字通りソウルオリンピックをモチーフにした、コナミのハイパーオリンピックシリーズの一つで、当時のFCとしては14種目とそこそこ多めのスポーツが収録されていました。

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コナミックスポーツ イン ソウル とは?

1988年、冷戦の終結の足音が聞こえてくる頃、韓国も大きく民主化が進み、平和の祭典であるオリンピックが開催されることになりました。
もちろん日本でも盛り上がり、その開催を記念して発売されたのが、この「コナミックスポーツ イン ソウル」です。

後年にはコナミは、スポーツクラブの全国展開で一躍有名になるなど、スポーツに関しての造詣が極めて深いメーカーのものだけに、ファミコンではあるもののディテールはとても精密。
フェンシングではポイントを積み重ねる必要がある一方、テコンドーでは一発KOも狙えるなど、とことんリアルを追求し、各国の代表選手になぞらえてゲームを進めていくストーリー的なモードもありました。

ストイックかつマニアックな競技のチョイス

ゲームの操作は、過去のハイパーオリンピック同様にボタン連打にて行うのですが、登場する競技のほとんどは正式種目でありながら(公開種目もあり)、当時の日本人にはまるで馴染みのないものばかりでした。ゲームを開始するとすぐに選択できる競技からしてフェンシングだったりしますし、他にもクレー射撃や三段跳び、そして障害物競走など、国内ではテレビ放送すらほとんどない競技で占められています。

陸上の花形であり、プログラム的にも簡単そうな100M走がチョイスできなかったりするのですから、その徹底ぶりは明らかに意図されたもので、多くの小学生たちは、採点方法さえも分からない競技に四苦八苦したものでした。

しかもこれは頂上決戦であるオリンピックの場ですから、対戦相手のコンピューターの実力や予選クリア基準もやたらと高く、しかも連射パッドが使えないという「ドーピング禁止」なストイックさに溢れていました。

ですから、クリアするには競技への知識を持った大人たちが全力で挑み続けるか、あるいはマッサージ器などを使って外部から直接をボタンを連射するぐらいしか手はありません。

とは言え、挙動のリアルさなどもオリンピック級で、私は十年以上このゲームにハマってしまいました。ひょっとすると、スポーツが好きになれたのも、このゲームのおかげかも知れません。

コナミックスポーツ イン ソウル (C) KONAMI 1988

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