近年フィールドでの盗難をよく耳にするようになり、最近ではフィールドやショップなどから合計100丁あまりのエアガンが盗まれる事件も起き、サバイバルゲーム愛好者として胸を痛めています。そんな話をしていると、東北方面に住む知人が去年に起きた傷ましい事件について語ってくれました。
皆様が嫌な思いをしないよう、くれぐれも銃の管理等気をつけて頂きたい、あった事を伝えたいという願いを込めてフィールドで起きた悲しい事件を聞いたままに書いていきます。
それはある定例会のとき
秋も深まり、いよいよ冬の本番という時期、雪が積もる前という事もあり、いつもより人が集まった定例会でのことでした。
セーフティーに設置されたテーブルの上には、参加した皆さんの銃が置いてあり、ゲームの前のミーティングでちょっと離れた場所にみんな集まっています。
フィールドマスターから注意事項などを、聞いていた時のことでした・・・
セーフティーの方から、「大変!みんな来て!!銃が」と叫ぶ声が聞こえたのです。
それは準備がまだで先にセーフティーに戻った方の叫び声。
あまりにも悲痛な叫び声に皆で、なんだなんだとセーフティーに戻ってみると・・・・
セーフティーでみたものは
私は絶句しました・・・
テントがナイフで切り裂かれていて、テーブルにある銃が何丁か無くなっていて、いくつかの銃はおそらくハンマーのようなもので殴されたように壊され、破片があちこちに散らばり悲惨な状態です。
「誰だ犯人は!!」などの怒りの声が次々と響くなか、あまりの光景に怒りというよりは悲しみで心が胸が一杯。
そして主催やフィールドマスターが色々と対応してくださりつつも、季節的に最後のゲームになりますので、せっかく集まった方の為にもゲームは中止せず、予定より1時間ぐらい遅れてゲームスタートしました。
盗まれたり壊された人は、他の人の銃を借りたり、フィールドのレンタル銃を貸してもらったりしていました。
私はたまたま、車に入れていたために被害をまぬがれたメインアームで奮戦しましたが、サイドアームのハンドガンは破壊され落ち着きません。
怪しい人影?
ゲーム終了後、話し合いをしていると、遅れてきた友人が見覚えの人物が走り去っていくのを見たというのです。
その人物というのは、ちょっと前から地元のホビーショップに出入りするようになった男性で、買い物に来ているお客さんに「そんな銃はダメだ」と罵り、店内が混みあっているときは「どけよ。」と体当たりしてきて、挙句の果てには「甘い考えでサバゲしてちゃだめだ!俺が本当の戦場、戦い方を見せてやると。」などと問題行動が多く、出禁を言い渡された人物でした。
しかし、その後の定例会の開催の日にはその男はジープを運転して、参加者者の車をフィールドまでつけてきたりするのでした。
犯人はだれだ!
犯行があったゲームの日、ゲームに遅れてきた方がそのジープとその男をみかけて、そしてドラレコにその車の姿と男が映っていたのでした。
警察にも届を出し、それがきっかけなのかは解りませんが犯人が捕まりますが、やはりその男。ほかにも様々な余罪が発覚し、とんでもない男だったのです。
最後に
話をお伺いするにあたって、油断があったとしても心無い人の行動が非常に無念で、怒りと悲しさを忘れられないと仰っていたのがとても印象的でした。
私達のゲーム中に起こった事件を参考にして、楽しくゲームしてほしいと願われています。
いままでのパターンから、だいたいの場合でセーフティーに誰もいなくなった時の犯行が行われますので、フィールドと参加者でお互いに注意や協力などなにかしら工夫が必要なのでは?と思います。
しかし犯人がなにを考えて、なぜこんな事をするのかは疑問ですが、行いは業として遅かれ早かれ自分に返ってくるのではないでしょうか?
なにか良い方法やご意見があればコメントに書き込んでいただければ嬉しいです。
※写真はイメージです。
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