悲劇!アイアンキングが作ってしまった?ウルトラマン都市伝説!

■ スポンサードリンク


さて特撮ヒーローと言えば、どんなヒーローをイメージしますか?
たぶん誰もがイメージしてしまうのは、やはり「ウルトラマン」だと思います。

特撮ヒーロー界において最もメジャーなヒーローであり、かつては子どもの憧れでもあった「ウルトラマン」。
でも、そんな「ウルトラマン」には、ある都市伝説が存在していたのをご存知でしょうか?

それは驚愕のウルトラマンの最終回と言われる、ある都市伝説があったのです・・・

都市伝説の内容とは

さてその都市伝説の内容は、この様になっています・・・

謎の巨大怪獣が出現し、街にウルトラマンが現れ、その怪獣と最初は戦うもウルトラマンがその怪獣によって操られてしまい街を破壊し、そしてそのまま地球は侵略されてしまう──と言う、なんとも信じられない最終回があったと、まことしやかに都市伝説として語り継がれていたウルトラマンの最終回。

でも皆さんが知っている「ウルトラマン」の最終回と言えば、ウルトラマンが宇宙恐竜ゼットンに敗れてしまいますが、科学特捜隊の秘密兵器によってゼットンは倒され、傷ついたウルトラマンがM87星雲へと帰っていく・・・この最終回が通説ではあります。

(C) ウルトラマン 円谷プロ

でも本来はウルトラマンが操られた終わり方だったと言われ、夢も希望の無い最終回だった為にスポンサーからNGで駄目だしされてしまい、急遽作り直したものがテレビ版の最終回だったとの噂があります。

しかしある一部では、本来の最終回を撮った映像がうっかりとテレビに流れてしまい、それ故にウルトラマンの最終回が、怪獣に操られて終わりだと言う、ある種の奇妙な都市伝説が生まれてしまったのです。

現にそれを見たと言う人もいましたが、事実は小説よりも奇なりと申します。

その最終回が何で生まれてしまったのか、それはある特撮ヒーローの影響があったからです。
それは「アイアンキング」と呼ばれる、マイナーメジャーなヒーローでした。

(C) アイアンキング 宣弘社

アイアンキングとは何か?

さて、その前に「アイアンキング」とは何か?

まず簡単な説明をします。

制作した会社は「月光仮面」などで有名な宣弘社。
アイアンキングもその流れを汲んだ特撮テレビ番組として造られ、お茶の間で活躍していたのです。
当初、当時のウルトラマンの人気はすさまじく、様々な特撮モノは巨大化するヒーローが多くに産み出され、ウルトラマン派生ヒーローが多く存在していた時代でもありました。

そんな流れの中で創り出されたヒーローであり、「アイアンキング」は1972年(昭和47年)10月から1973年(昭和48年)4月まで、毎週日曜日19:00 – 19:30にTBS系にて全26話で放映されました。

内容は、かつて大和朝廷に滅ぼされてしまった民族の末裔である不知火一族が、日本を転覆させるべく巨大ロボットで侵略を始め、国防を担う国家警備機構は最高のエージェントである静弦太郎と、彼の相棒の霧島五郎に、不知火一族を食い止める任務を与えます。

(C) アイアンキング 宣弘社

そして霧島五郎は、緊急時に、水を動力源とする巨大戦士・アイアンキングに変身する能力を持ったサイボーグであり、日本の平和を守る為に、不知火一族に挑んでいく──と、王道な特撮ヒーローでもあったのです。

そして日本の特撮史上、異色の最弱ヒーローとして知られています。
その理由として、まず主人公がヒーローに変身せず、相棒でサイボーグの「霧島五郎」であるという変化球をなげるが如くの内容で、さらには、「霧島五郎」は水をエネルギー源としてアイアンキングに変身するのですが消耗が激しいために活動時間がわずか1分しかなく、例え変身しても戦闘力は低く敵に翻弄されてばかり。

(C) アイアンキング 宣弘社

変身も巨大化しない、生身の主人公「静弦太郎」が鞭や剣など自在に変形するアイアンベルトという武器と、人間離れなした運動能力で敵を倒してしまう・・・お粗末なヒーローです。

都市伝説の謎解き

しかし、このアイアンキングはウルトラマンに似通っていたが為に、当時の子ども達にはウルトラマンとして見られてしまいます。

幼い子どもにウルトラマンとの違いを説くのも難しく、ウルトラマンと同じとして見られてしまったアイアンキング。
ハヤタ隊員や見分けのハッキりしたキャラクターであれば、コレじゃないと首をかしげるでしょうが、デザインの似通っている両者は、どっちがどっちでも、ほとんどの子どもはたいして気にはしません。

そしてそれ故に、ある間違いが起きてしまい、それが後々に都市伝説として語り継がれてしまいます。

その都市伝説の原因となってしまった、アイアンキングの最終話25話と26話。

実は前後編に分かれていたのですが、放映局の尺の都合で25話のみをお茶の間に放送してしまい、それを最終回として放映してしまった事でこの都市伝説は生まれてしまったのです。

怪獣物の前編と後編は、大抵が主人公がピンチになり、後篇で逆転勝利する筋書となっています。

(C) アイアンキング 宣弘社

でも、ピンチに陥ってしまう25話のみを流してしまい、肝心の26話を放映しなかったが故に、ウルトラマンと見間違えてしまうアイアンキングが怪獣に操られ、街を破壊して終わってしまう最終回になってしまいます。

それ故にウルトラマンが怪獣と共に地球を征服してしまったと、当時の子どもにはそう見えてしまいます。

そして、この都市伝説が生まれてしまったのです・・・・

悪の手先に操られ、ウルトラマンが街を壊し、世界を滅ぼしてしまう。
なんともトラウマ的な最終回。

その衝撃的な最終回を意図なくに広めてしまった、アイアンキング。
まさに悲運のヒーローとも言ってもいいでしょう。


Writing by イバ・ヨシアキ

昔、ウルトラマンで科学特捜隊の活躍に夢中になっておりましたライターです。
科学特捜隊の武器ではスーパーガンが有名ですが、私はスパイダーショットが好きでした、しょっちゅうエネルギーが切れてしまう銃ですが、あの破壊力に憧れていたものです・・・

(C) アイアンキング 宣弘社
(C) ウルトラマン 円谷プロ

■ スポンサードリンク