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懐かしのクソゲー FC「ジーキル博士の彷魔が刻」

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今回は1998年に東宝より発売されたファミコンソフト「ジーキル博士の彷魔が刻」を紹介します。

目次

ゲームのあらすじ

人には悪と善の心がある事を発見したジキル博士は、自身の悪の心を引き出す薬品を完成し、自身の悪の心であるハイド氏を呼び起こしてしまいます。悪の心を抑え込もうとするが、少しのストレスで表面化してしまうハイド氏を抑える事が出来ず、毎夜ごとに悪事を行ってしまうハイド氏。

彼の善と悪が蠢く中で、彼の悪を引き出そうとする謎の爆弾魔の影が迫り、婚約者に自身の内にある悪が及ばないかと悩むジキル博士。己の悪に打ち勝つ事が出来るのでしょうか・・・

ゲームの内容といえば

上記のストーリーはゲーム中に語られる事は無く、またRPGと言いながら、まったくに情報を集める事も無く、婚約者の居る教会まで向う単なる横スクロールアクションゲーム。

さらに色々と問題のある作品で、ゲームバランスが悪く敵キャラの猛攻が激すぎて避けきる事が出来ず、子どもにはクリアできない程に高難易度なにコントローラーさばきが必要。

そのうえ、ゲームの特徴のジキル博士とハイド氏のキャラ変更。
ジキル博士の時にステージを進めば、街の住人が襲ってくる、爆弾魔に野良犬にパチンコを打つ子どもや、音符をまき散らすおばさんなど、とんでもないイギリスの街の中を突き進んでいかなくてはいけません。
一定値のストレスゲージを受けてしまうと、ハイド氏に変身すると、街の雰囲気は一変し、魔物が徘徊する魔界と化してしまう。

ハイド氏のステージでラストステージまで行かなければ、バットエンドになってしまうと仕様で、とてもクリアできるゲームではありませんでした。

今もプレイしても、間違いなくクリア出来ないゲームだと思います。

ファミコン世代のライターであり、当時のクソゲーが懐かしく、後世に伝えたく記事にしましたので、宜しくお願い致します。

(C) 1988 東宝

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