かつてアメリカを恐怖の底に陥れた殺人鬼「ジョン・ゲイシー」と「IT」について
アメリカ合衆国出身の連続殺人犯「ジョン・ゲイシー」は幼少のころに自身の父、スタンリーから受けた暴行によって徐々に精神を病んでいって結果的に殺人犯になってしまったという経緯のある殺人犯です。
スティーブン・キングの「IT」はそんな彼の描いたキラークラウン(殺人ピエロ)の絵画と彼の半生をもとに映画化した作品となりました。
ジョン・ゲイシー自身もかつてはピエロに紛争して子供たちを惑わせ殺人を行っていたという経緯もあるといいます。
「IT」は殺人ピエロ、ペニー・ワイズが登場する作品です。鮮血のような真っ赤な毛髪と鼻、針のように鋭い歯が特徴的で、かつてわたしがピエロ嫌いになったきっかけのひとつです。
内容はそんなペニー・ワイズを相手に戦う少年少女たちの奮闘という話でした。
血液交じりの風船を飛ばすなど攻撃方法も衝撃的なものが多くかなりホラー要素の強い作品です。
もっとも作品自体はペニー・ワイズとの戦い以外では少年少女たちの成長を表現した作品です。ただ終盤にいたって明かされたエイリアンのようなグレムリンのような謎の生物は、見せなくてよかったのではないかと思います。
もっと子供時代に見る得体のしれない化け物のようなもののほうが恐怖感が出たようにも思うのですが、終盤登場した正体さえなければもっと恐怖感が出たと思うと惜しいように感じる作品です。
ペニーワイズの衣装もピエロらしい奇抜なものなのがとても恐怖感が出ている作品だと思います。
IT – Official Trailer 1 - youtube
27年の時を経て、2017年に映画 「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」としてリメイクされました。
今回のリメイクでは結末はどうなるのでしょうか?
(C) 1990 Stephen King’s IT WARNER BROS. Entertainment
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