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ほんとうにあった人柱!?常紋トンネルの怪奇

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北海道にある「常紋トンネル」にはトンネルの崩落防止を祈願し、「人柱(ひとばしら)」として人間を生きたままトンネルの壁に埋めたと言われてきました。都市伝説だと思っていましたが、実際に人柱を使ったトンネルが見つかったお話を紹介したいと思います。

目次

常紋トンネルとは?

北海道北見市で大正元年(1912年)に北見市と遠軽町を結ぶ常紋峠下を通る“常紋トンネル”の工事が行われました。全長507mのトンネルを掘るのに3年の月日がかかりました。その3年という月日の中で約100名近くの人が亡くなりました。
亡くなった方の大半は“タコ労働者”と呼ばれる人たちで無念のうちに亡くなった方が多いと言われています。

221.20, Public domain, via Wikimedia Commons

タコ労働者とは?

タコ労働者とは北海道以外の人を雇用する時に“他雇(たこ)”と書いたことから“タコ”と呼ばれるようになったそうです。ちなみに北海道内の人は“自雇(じこ)”といわれ自雇と他雇の格差はとんでもなかったそうです。

タコ労働者で連れて来られる人は東京都内で甘い言葉と謳い文句で半分騙した状態で仕事に来ます。食事は9時と15時の二回で15時の食事はたったままでした。ご飯のおかずは味噌が定番で粗食でした。タコを見分けるために真っ赤な腰巻を着けられていたそうです。
労働時間も深夜3時から夜明けまでで半ば奴隷状態でした。そんな過酷な労働が続くと病気になる人もいましたが、医薬品はもちろん治療も受けさせてはもらえませんでした。

そんな状況がイヤになり脱走を試みる人もいましたが、どこまでも追いかけられ捕まってしまいます。その後、脱走したらどうなるかと見せしめに脱走者は全裸にされスコップや鞭で拷問され再び重労働に戻されました。病気や怪我の治療もされず粗食なご飯、睡眠不足など人権は完璧にありませんでした。

そして暴力や病気で亡くなったタコ労働者は近くに埋められたそうです。死亡したタコ労働者は約100人を超えていると言われていました。そしてたまに警察が来ても建設業者から賄賂を貰い何もなかったように帰って行っていたそうです。
トンネルの建設が終わりこのような話しが広まりましたが、みんな都市伝説だと思い信じてもいませんでした。

都市伝説だった人柱を発見!

しかし戦後の1968年に北海道・十勝沖地震が起き北海道に甚大な被害が出ました。常紋トンネルもトンネル内の壁が崩落し被害が大きかったのです。
そんな時、トンネルの修復作業中に壁に埋まった人骨が出て来たのです。しかも頭蓋骨に損傷があったのです。都市伝説だと思っていた“スコップで拷問を受けていた”が現実味を帯びてきました。その後、発掘調査が行われさらに10体の遺骨が発見されました。当時の保線区員は「他にも埋まっている可能性があると思います」と言っている。

さらにトンネルを留辺蘂方面へ1㎞進んだところの近くではおよそ50体の遺骨が発見されている。これも氷山の一角かもしれない。そして地元住民も山に山菜を取りに行った時に人間の白骨化した手、足を発見したという事もあったそうです。

慰霊碑・歓和地蔵尊

1959年(昭和34年)に常紋トンネル内での事故が多発したため電車から見える位置に“歓和地蔵尊”を建てました。それから毎年6月に供養祭を行っています。
また1980年(昭和55年)には“常紋トンネル工事殉難者追悼碑”が建てられました。
しかしお地蔵さんや慰霊碑を建てても亡くなった方々の無念や恨みは晴れたのでしょうか?毎年6月に供養祭を行っていますが、心霊現象、怪奇現象の報告は後を絶っていません。

心霊体験

常紋トンネル付近で起こる心霊現象、怪奇現象をまとめてみました。
近くを通る時や肝試しに行かれる方はちゃんと読んだ方がいいかもしれません。

鉄道関係者の目撃談・体験談

車掌さんの間では金華駅に臨時停車する時は100%に近い確率で霊が目撃できるそうです。霊感がある車掌さんはトンネル付近を通るだけで“電車に乗り込んでくる”のを何度も体験しているらしいです。

耳鳴り・吐き気

少なからずトンネルに入る時は気圧が変動しますので耳鳴りはするのかもしれません。また常紋峠は標高347mの低山なので下を通っているトンネル内での気圧変化はあると思いますが、場所が場所なだけにそれだけではない気がします。体験談では肝試しで常紋トンネル付近に来ただけで耳鳴りと強烈な吐き気に襲われたと証言する人もいます。

人影が見える

突然、常紋トンネル付近にさしかかると人影が見えて緊急停車した事例もあるぐらい人影が見えるみたいです。当時の作業員が助けを求めるために光の方に集まるのでしょうか?

火の玉

よくある話に思いますが、火の玉をよく見るのは墓場ですよね?諸説ありますが、墓場で火の玉を見る理由は骨に含まれているリンが空気中に漂い自然発火したものが、火の玉と言われています。という事はまだ常紋トンネル付近にはまだ多くの骨が埋まっていて火の玉が現れると考えられませんか?

電車の信号機が消える

電車は車線変更を切り替え部分でしかできない乗り物です。なので信号機が消えるのは死活問題なのです。停まっていても電車と衝突するかもしれませんし、進んでもおなじことです。もしかしたら常紋トンネル工事で亡くなった方が道ずれにするために信号機を消しているのかもしれません。

ガイコツに足を掴まれる

前述で山菜取りの人が手足の骨を見つけた。とありましたが、常紋トンネル付近の山は気味悪がって人が寄り付かないらしく山菜がたくさん採れるらしいのですが、たまに山菜取りに夢中になっている間に両足をガイコツの手でがっちり掴まれてしまう事があるらしいです。

掴まれた方の証言では「必死にガイコツの手を振りほどいて逃げた。見間違いかと思い掴まれた足を見たら両足ともくっきり掴まれた跡があった」そうです。体験した人にしかわからない恐怖体験ですが、私は体験したくはありません。

221.20, Public domain, via Wikimedia Commons

開通後も・・・

常紋トンネルは工事段階で都市伝説のような出来事が起きていて、結果トンネル開通後はより一層酷い体験をする人が増えました。
近年の工事現場でこのような話がないのは改善されたからなのか隠ぺいされているのかどちらだと思いますか?私は改善されたと思いたいです。
ちなみに過去に一度、常紋トンネル内で火災が発生したことがあるのですが、火災の原因は“タコ足配線”でした。これも“タコ”ののろいでしょうか?

ポケモンにも?

この常紋トンネルは「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」にも登場します。
ゲームの舞台はシンオウ地方となるのですが、ここのモデルが北海道です。そして常紋トンネルと思われるトンネルが存在するのです。

そこでゲットできるポケモンは「ミカルゲ」なのですが、ゴースト・悪タイプポケモン。
常紋トンネルの幽霊と関係あるのか分かりませんが、意図的な何かを感じます。

最後に

今回は「常紋トンネル」を紹介しました。心霊マニアは行きたくなる方もいると思うのですが、ここで忠告を一つします。
常紋トンネルを通る電車は一日数本しかありません。もちろん車で常紋トンネルを目指すという方もいるかと思いますが、そうとうな林の中を行く事になります。
大抵の人は電車で行くのですが、一日数本しかない電車、乗り遅れたら観光地でもない田舎な土地なので近くに何もありません。心霊体験より怖い体験をするかもしれませんよ。

eyecatch source:221.20, Public domain, via Wikimedia Commons

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