「甲鉄城のカバネリ」は、一体どんな作品なのかと簡単な説明から入らせていただきます。
甲鉄城のカバネリは、アニメ制作会社である「WIT STUDIO」にて制作された、オリジナルアニメーション作品です。
「WIT STUDIO」は、代表作に「進撃の巨人」と「鬼灯の冷徹」などのアニメーション制作を手掛けた有名なアニメ制作会社です。
甲鉄城のカバネリは、「WIT STUDIO」が満を持して世に出した傑作のアニメ作品であり、監督にはOVA版「おとぎ銃士 赤ずきん」などの作品の監督で一躍をかった荒木哲郎氏が監督を務め、シリーズ構成と脚本は過去の代表作に、あの「コードギアス 反逆のルルーシュ」の社会現象を起こした大人気アニメ作品の世界を手掛けた、大河内一楼氏が担当していました。
新鋭気鋭の監督や作家などが演出を行う甲鉄城のカバネリの世界を彩る音楽を手掛けたのは、あの劇場版「進撃の巨人」(前編 紅蓮の弓矢)(後編 自由の翼)など、人気アニメ映画の二作の音楽を手掛けた澤野弘之氏が担当した事で有名でもあります。
キャラクターデザインは、あの伝説的アニメ作品である「超時空要塞マクロス」のキャラクターを手掛けた美樹本晴彦氏などが関わったなど、実力派ぞろいのクリエイターのよって創られたアニメ作品です。
そんな自信作となる物語のあらすじとなる世界は、蒸気機関が発達した架空の日本こと日ノ本を舞台に繰り広げられ、噛まれてしまった人間をウイルス感染させてしまう、怪生物「カバネ」が表土を徘徊し、余すことなくに覆いつくされてしまった、そんな絶望の世界を装甲蒸気機関車「甲鉄城」で突き進み、不死の怪物であるカバネとの熾烈な死闘を描いた、和製スチームパンク作品でもあります。
この作品の見どころとなるのは、やはりカバネと戦う際に持つ、蒸気銃にあります。
通称──蒸気筒と呼ばれ、カバネリの日ノ本で普及しているマガジン給弾式の銃として登場します。
構造は、大圧力蒸気ボイラーを応用した射撃機構を流用し、高い高初速を発揮し、カバネと対抗する銃器として登場する事に、スチームパンク作品ならではの、蒸気を使った武器と、実にミリタリー心をくすぐる銃器でもあります。
でも筆者は主人公の生駒が持つ、和製パイルバンカーこと、ツラヌキ筒に惹かれるモノがありました。
カバネとなるも、人間の心を捨てる事なく、仲間を守る為に命がけで戦う生駒。
そんな彼と共に戦う事になる無名など、実に魅力のあるキャラクターなどが登場するところにも注目があります。
見ごたえのある、迫力と躍動感にあふれた「鋼鉄の甲鉄城のカバネリ」は、和製スチームパンクを楽しみたい人におススメできる名作です。
(C) 甲鉄城のカバネリ カバネリ製作委員会
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