「かごめかごめ」という、有名な童謡があります。日本人なら、知らない人はいないのではないでしょうか。
誰もが幼い頃、「かごめかごめ」を歌いながら遊んだことがあるかと思いますが、大人になってからあの歌を思い返すと、何か奇妙な感じを覚えます。
あの奇妙な歌詞には、不気味な本当の意味が隠されているような気がしてならなくなるのです。
「かごめかごめ」は、子供たちが手をつないで輪になります。輪の中には目隠しをした一人がしゃがみ込んでいます。歌を歌いながら、しゃがんだ子の周りをぐるぐる回り、最後に「うしろの正面だーあれ」と問いかける形で歌は終わり、ぐるぐる回るのもピタっと止まります。そして、輪の中の子は、自分の後ろに来ているのが誰なのか、当てなくてはなりません。
大人になった今、あの遊びのことを思い出しますと、なにか儀式的な香りを感じます。
それに、あの歌の歌詞自体が謎めいているので、秘密があるのではないかと勘ぐってしまうのです。
「うしろの正面」という言葉に、何か別の意味があるのではないか。
「籠の中の鳥」とは、そもそも何のことを指しているのか。
調べて探ってみたいと思います。
「かごめかごめ」の歌詞から
さて、この「かごめかごめ」の歌ですが、メロディーが寂し気で少々不気味な感があるのはさておきまして、謎めいた歌詞について考察してみたいと思います。
この歌の真実の意味については既にいくつかの推測があり、最も有名なものは「流産説」であるかと考えます。
この説では、「かごのなかのとり」というのが胎児であり、「つるとかめがすべった」というのは、妊婦さんが押されて滑って転んだ、という意味とされます。また、「うしろのしょうめんだあれ」というのは、誰が妊婦さんの背中を押したのか、という犯人捜しの意味があるというのです・・・怖いですね。
他には、「かごのなかのとり」というのが投獄されている囚人であり、「いついつでやる」と、解放されるのを心待ちにしながら結局は斬首刑となり、「うしろのしょうめんだあれ」というのは、首切り役人のことを指しているというものがあります。また、この歌が、貧しいがために花街に売り飛ばされ、一日中男の相手をさせられている遊女の嘆きの歌であるという説もあります。
更におどろおどろしい説もあります。奇形として生まれてしまったがために座敷牢のようなところで育てられた子供が、脱出して家族を皆殺しにする歌であるとする考え方もあるのです。
いかがでしょうか。いずれも、恐ろしい意味かと思います。
変わり種の説としましては、「かごめかごめ」が徳川埋蔵金の在処を示すものではないか、というものもあります。
これは面白いものですが、果たして本当にそうなのか、怪しいところかもしれません。
「かごめかごめ」の歌詞の意味は、未だ解けない謎です。
それにしても、この遊びはどこか呪術めいているように思われてなりません。
そもそも「かごめ」とは、何なのでしょうか。単純に、鳥のかごめなのでしょうか。書き手は、そのようには思えないのです。
ある説では、「かごめ」とは「かぐめ」、つまり、「神具女」の訛りではないかと考えられています。「神具女」は、巫女のことです。
この遊び自体が、巫女らの秘儀を模したものではないか、という考えが存在するのです。
もしこの説が当てはまるならば、極秘の呪術なので、謎めいたわらべ歌として引き継いだのかもしれません。
本当の真実
様々な説がある「かごめかごめ」の歌詞ですが、非常に信ぴょう性の高い説を発見しました。
それは、「かごめかごめ」は日本語ではなく、ヘブライ語の歌詞であるとするものです。
かごめかごめ=カゴ・メー・カゴ・メー=誰が守る
いついつでやる=イツィ・イツィ・ディ・ユゥー=契約の箱に納められた神器を取り出せ
鶴と亀がすべった=ツル・カメ・スーベシダ=未開の地に水を沢山引け
というように、恐ろしいほどに、ヘブライ語に変換できてしまうのです。
と、なると、この歌の意味は、今まで考えられてきたものとは全く異なってくると同時に、なぜ日本の童謡にヘブライの言葉が出てくるのか、という新たな疑問が生じてきます。
ヘブライ語はイスラエルの言葉です。
イスラエルは、日本から遠くはなれた場所であり、一見、日本とは関係が薄いように思われます。
しかし、「かごめかごめ」とイスラエルが関係しているような重要な目じるしがあるのです。
「かごめ」、すなわち「籠目」ですが、かごの目は、よく見ると六芒星の形をしています。
江戸時代には籠目印というものができ、その形ははっきりと六芒星で、六芒星といえば、イスラエルの国旗にもなっています。
さらに、「かごめかごめ」の全ての歌詞が、ヘブライ語で読めてしまうことが判明しています。
ヘブライ語で「かごめかごめ」を読むと、この歌は、封じられた神宝について歌っているのではないかと考えられるのです。
それにしても、「かごめかごめ」の歌で日本とイスラエルを結び付けるのは、なんとも突飛で理解できないように思われますね。
しかし、日本語には、奇妙なことに、ヘブライ語との共通点がいくつもあるのです。
例えば、神社の鳥居ですが、鳥居はヘブライ語での「トリイ」、すなわち門のことを示すという考えがあります。
日本語の「わっしょい」という掛け声は、ヘブライ語では「主の救いがやってくる」という意味になるそうです。
さて、「かごめかごめ」が、神宝について歌う歌としますと、イスラエルでいうところの神宝は、アークです。日本では、古代から引き継がれる三種の神器が該当するのではないでしょうか。
その宝の位置を指し示しているのかもしれません。
実は、古代イスラエル人の一部が秘宝のアークを携えて日本に渡来し住み着いたという説もあるのです。
突飛なようでいて、実はこれは科学的にも研究されていることです。一部の日本人のDNAとユダヤ人のものに共通の部分があるということが分かっています。
こうなると、日本人のルーツがイスラエルにあるという説に信ぴょう性が出てきます。
まとめ
「かごめかごめ」の歌詞が怖いことは、子供のころからうっすらと感じていたことです。
子供同士のおしゃべりで「この歌怖いこと歌ってるんだって」と、話題になったこともあります。
ひとつは、あのもの悲しいメロディーにも原因があると思うのですが、歌詞が謎めいているのは確かでした。
実は書き手は、これまで「かごめかごめ」は、意地悪な姑さんに階段から突き落とされた妊婦さんの歌だと解釈していました。それはそれでおぞましいのですが、ヘブライ説を知ると、がぜん、そちらのほうが真実に近いのではないかという気がしてきたのです。
日本人のルーツに関わるかもしれない歌、「かごめかごめ」。
いつか近い未来、この歌詞の真相が判明することがあるかもしれません。
※画像はイメージです。
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コメント一覧 (1件)
記事を興味深く拝読しました。
青森県新郷村にもヘブライ語と関係性のある史跡などが残されているそうです。よろしければ
こちらをチェックされては→
http://www.vill.shingo.aomori.jp/sight/sight_main/kankou/sight-christ/