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史上最恐の鬼退治?隠れた伝奇アクションの名作『烏丸響子の事件簿』

世代を越えてヒット、いまや漫画好きにとどまらず幼稚園児からお年寄りまで知っている漫画『鬼滅の刃』。鬼と人との壮絶なバトルを描き、そこから生まれる人間ドラマが読者の心をひきつけてやまない大ヒットコンテンツだ。

そんな『鬼滅の刃』が生まれる10年以上前、同じく鬼と人との激しいバトルを描いた漫画が生み出されていた。それが今回ご紹介する漫画、『烏丸響子の事件簿』(原作: 広井王子/ 作画: コザキユースケ)だ。現代日本を舞台に異形の存在「鬼」と人とのバトルを描いたこちらの作品。今回はその魅力を解き明かしていこう。

目次

鬼VS警察!なんでもありの最恐鬼退治バトルに熱くなれ

現代日本を舞台に鬼VS人の激しいバトルを描いた漫画『烏丸響子の事件簿』。いわば現代版『鬼滅の刃』といってもいいこちらの作品だが、舞台が現代とあって鬼と戦うのは鬼殺隊ではない。タイトルに「事件簿」とあるとおり、本作で鬼と戦うのはなんと警察。主人公の烏丸響子は警察官として、日本の裏面にはるか昔から存在していた異形「鬼」によって引き起こされた凶悪事件と対峙していく。

こう書くと地味なオカルト作品と思われるかもしれないが、実際のストーリーは真逆。鬼VS人のド派手なバトルが展開される。高い身体能力を武器に強力な銃をぶっ放して戦う主人公響子をはじめ、初登場から街中で暴れる鬼にランチャーをぶち込む元SASのキャラクター美樹など、非常に「濃ゆい」登場人物たちがこれまたなかなかにエキセントリックな鬼たちとなんでもありの戦いを繰り広げていく。

またアクションシーンに関しては、漫画担当であるコザキユースケ氏の絵作りが非常に上手く、手に汗握るバトルを楽しむことができ、目の肥えた漫画好きも満足できるクオリティ。『烏丸響子の事件簿』は現代日本の警察を舞台にリアルな世界観を土台にしつつ、異形とのド派手なバトルをハイクオリティな作画で楽しめる、読み応えのある漫画と言えるだろう。

ド派手バトルのその裏に・・・『烏丸響子の事件簿』はストーリーも深い

現代日本のリアル要素とエキサイティングなバトルの融合がおもしろい『烏丸響子の事件簿』。銃から素手(!)まで多種多様なバトルスタイルの登場人物が、これまたさまざまな能力を持った鬼たちと繰り広げるのが楽しい本作。だが、読み応えがあるのはバトルだけではない。特に後半物語のコアとなるのは主人公響子の過去。

ネタバレになるのでここでは詳しい言及は避けるが、響子の壮絶な過去が判明し、彼女が主人公として大きな成長を見せる中盤以降、本作はただのバトル漫画から一歩進んだ盛り上がりを見せる。また前半凶悪な異形の面が強く押し出されていた鬼サイドに動きが出るのもこのあたりから。一枚岩ではない個性豊かな鬼たちの描写に注目すればより物語を深く楽しむことができるだろう。読み進める際はぜひ主人公サイトだけでなく敵である鬼側のストーリーにも注目して欲しい。きっと一筋縄ではいかない深い展開を楽しめるはずだ。

バトル要素とストーリー要素のミックス『烏丸響子の事件簿』

『烏丸響子の事件簿』はエキサイティングなバトル要素と深みのあるストーリー展開が絶妙にミックスされた読みごたえ抜群の漫画だ。少し昔の漫画だが内容は最近のヒット作と比べても全く見劣りしない。
現在は少し入手が難しいかもしれないが、気になった人はぜひ読んでみて欲しい。

著:コザキユースケ, 著:広井王子
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烏丸響子の事件簿 (C) コザキユースケ 広井王子 幻冬舎 / バースコミックス

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