私の地元はある田舎にあり、そこで両親が農業を営んでいます。
高齢の両親を手伝うために夏休みに主人と帰省したときの話です。
目次
肩に乗った物?
両親は山を持っており、敷地内の不用な木を切り倒していた時、突然、主人が肩に乗った物を払ってほしいと言ってきました。木の枝でも乗ったのかな?と思ったのですが、黒い頭のような物が乗っていました。
切り倒した木の後ろ側に朽ち果てた布団が敷いてあり、一見なんだかわかりませんが、よく見ると布団以外にもやかんなどの生活用品が転がり、明らかに誰かがいた形跡がありました。
そこから何か感じる、こんなに暑いのにぞくぞくして寒気がすると、真っ青な顔をしていた主人の顔が忘れられません。
作業を中断し家に帰って塩をまき、冷たい水で体を清めました。両親に事情を話してみたのですが、検討がつかないようです。
それからというもの、なんとなく変な感じが続いて、家の中を誰かが動く気配がしたり、サイドボードの扉が急に開いたり、テレビが勝手についたりと奇妙な事が起こり始めたのです。
そうこうしているうちに、夏休みが終わり私たちは両親の家を後にし、あれが何だったのは結局わからないまま。
日に日に弱ってきている
その後、実家は特に変わりがないということでしたが、両親は日に日に弱ってきている感じがします。
あの頭はなんなのでしょうか?
もしかしたら実家にいるかもしれませんし、私たちについてきているかもしれません。
今年の夏も帰省の予定がありますが、それまで両親がもたないようにも感じます。
※画像はイメージです。
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