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「きさらぎ駅」という駅名に込められた意味とは?

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「きさらぎ駅」という話は、多くの人が知っている有名な都市伝説だと思いますが、「きさらぎ駅」という名前の駅は、この日本に存在しません。
しかしながら「きさらぎ」という言葉に込められた意味から、この駅がどのような場所なのかについて考察ができるのではないでしょうか?

今回はその謎を少しでも解明するために「きさらぎ駅」という名前に込められた意味、そして、きさらぎ駅という場所の正体について考察していきたいと思います。

目次

都市伝説「きさらぎ駅」

これが果たして本当の話だったのか、それとも「はすみ」と名乗る人物の創作であったのか、真相は未だに不明です。
それでも、この「きさらぎ駅」という都市伝説の真相を追い求める人は数多くいます。

スレッドに書き込まれて20年が近く経った今でも、様々な考察がネットの中で繰り広げられるのはなぜなのでしょう?
「きさらぎ駅」という得体の分からない異界に対する憧れや好奇心、謎を解き明かしたいという探求心が人々を惹き付けるのかもしれません。

「きさらぎ駅」という場所は、2ちゃんねるのスレッドに自分の危機的な状況を書き込んだ「はすみ」という人物が遠州鉄道に乗って到着した、無人の駅だとされています。

人の気配が全くない、不気味な雰囲気を漂わせるその「きさらぎ」という名前の駅は、日本中のどこにも存在しません。しかしながら、この話が創作だとしても、本当にはすみさんの体験談だとしても「きさらぎ」という名前から、はすみさんがたどり着いた場所の考察ができるのではないかと思いました。

「きさらぎ」に隠された2つの意味

「きさらぎ」という言葉には、主に2つの意味があると思うのです。

ひとつは「如月」という2月を現す陰暦の名称

「厳しく寒い冬が終わって春が訪れる」という意味がある「如月(きさらぎ)」ですが、この2月は季節の変わり目のため邪気が訪れる月ともされており、鬼を追い払うことを目的とした「節分」なども、この月に設定されています。
もしかすると「きさらぎ駅」という駅の名前は、邪気や魔などが存在する、人がいてはいけない場所として「如月」という言葉から駅名を名付けられたのではないでしょうか。

「きさらぎ駅」の話が仮に創作だとすると、はすみさんが「きさらぎ」という名前を使った理由として「如月」という言葉に込められている意味を知っていたからなのかもしれません。
もし、きさらぎ駅が本当に存在するのだとしたら「如月」という、古くからの言葉が使われた禁足地が、この世界のどこかにあるかもしれないと私は思いました。

もうひとつの意味は「衣更着」

衣更着(きさらぎ)は「厳しい寒さを耐え忍ぶため衣を重ね着する」という意味がこめられた、平安時代の言葉とされています。
重ね着という行為は寒さから身を守るだけでなく、衣を何重にも重ねるという行為で悪いものから身を遠ざけるという意味もあると聞いたことがあります。
このことから「きさらぎ駅」という名前の由来は「悪いものや邪悪なものから遠ざける」という意味から来ており「きさらぎ駅」は、この世とあの世の狭間である、一種の守られた聖域だったのではないかと考察しました。

禁足地か?それとも聖域か?

「きさらぎ駅」がそのどちらかだったとしても、はすみさんはそこで何かの犯してはいけない禁を破ってしまったため、行方不明になったのかもしれません。

今回は「きさらぎ駅」という名前の意味について考察しましたが、この都市伝説には他にも、日本には存在しない「伊佐貫」というトンネルや、類似する都市伝説に「かたす駅」「やみ駅」などが登場します。
機会がありましたら、そのあたりの名前についても考察していきたいと思いました。

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