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山形県の野池に潜む未知の巨大魚「タキタロウ」とは?

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河童やツチノコなど、私たちが住んでいる我が国日本にも、様々なUMAがいると信じられています。
中でも淡水に潜む巨大生物の伝説は信じがたい話ですが、確かに存在しているのです。
サケ科の魚に酷似した、人の背丈を超える巨大魚とは一体何なのか?

目次

山形県鶴岡市の大鳥池に伝わる巨大魚

山形県の鶴岡市に存在する大鳥池というところに、「タキタロウ」という巨大魚は生息していると考えられています。
この池の面積は0.4㎢、周囲長3.2km、最大水深68mで、川がせき止められて形成された堰止湖とされる湖。

タキタロウの体長は2~3mほどとされ、淡水にすむ魚としてはかなり大型な部類に入り、多くの目撃情報はあるものの、実在を証明する証拠はなく、実態は謎に包まれています。

タキタロウの外見的特徴と生態

まず外見的特徴ですが・・・

  • 体長2~3mぐらい
  • イワナのような姿、体色なども似ている
  • UMAではあるが、現存するサケ科の魚に酷似しており奇怪な姿ではない

次に生態ですが、大型の魚ということもあり、池にすむ他の小型魚や昆虫類などを食べて生きているのだと考えられています。また池の水深が68mということもあり、かなりの深部で人間の目につかない生態なのかもしれません。

タキタロウが捕らえられたとされる逸話

数々の目撃証言がある中で実態がわからないタキタロウ。1917年に水門工事のため、ダイナマイト爆破をしたところ、2匹の大型魚が浮き上がってきたという話があるのです。
この2匹の魚は水門工事をしていた現場作業員が持ち帰り、4日間かけて完食したといい、その身はまるでマスやサケのようで、脂が乗っていて大変美味であったという証言もあります。

他にも「タキタロウ」を実際に釣ったという証言もあり、大鳥池に何かの大型魚がいるのは間違いないでしょう。

タキタロウの正体

タキタロウの正体としては諸説ありますが、現存するサケ科の魚の突然変異やハイブリッド種であるという説が有力です。

  • イワナの巨大化
  • ニッコウイワナとオショロコマのハイブリッド
  • アメマスとイワナのハイブリッド

これらの予想が現実的ではないでしょうか?

実際に大鳥池上流は、イワナなどが生息する源流域であり、川を下ったイワナが池に棲みつくというのは十分考えられます。
ただ、未知の新種であるという可能性も否定できません。

魚群探知機による調査でも実在の可能性は極めて高い

地元の大鳥地域づくり協議会の調査によれば、大鳥池の水深30~50m付近で、1日に何度も往来する数匹の巨大魚を捉えたという結果も出ており、実在の可能性は極めて高いといえます。大型魚を支える水中の酸素と豊富な小魚等のエサ。慶應義塾大学の研修でも明らかです。

以上、大鳥池に伝わるタキタロウ伝説について考察していきました。
凛とした池で優雅に生きる謎の巨大魚。

正体を明かしたくなるのは人間の性ですが、「自然のままにしておく」というのも人類の役目なのかもしれません。

※画像はイメージです。

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