1/144HGながら1/100のようなサイズ感!クスィーガンダムのプラモデルを素組してました。
クスィーガンダムは小説・映画の機動戦士ガンダム・閃光のハサウェイの主役機体で、小説が発表されてから30年以上の期間を経てのキット化となっています。
その間にデザインも小説版、ゲーム登場版、映画版と変更を加えられており、今回のクスィーガンダムのキットは映画版を元にしており、小説版をベースにデザインを近代化したものと言えるでしょう。これ以前の立体化はゲーム登場版がベースになっていて、口のへの字のモールドが入っていることや、映画版にはある胸部分のガンダムの顔をモチーフとしたデザインの廃止などがわかりやすい見分け方となっています。
このキットでは、部品を別のものにした商品として出せるランナーのスイッチがいくつか見られ、ゲーム版のクスィーガンダムのキット化や、映画版の今後の展開によるデザイン変更なども噂されています。おそらくゲーム版が登場した場合はプレミアムバンダイ限定でしょう。
キット本体は6000円(本体価格)でポリキャップやABSパーツは不使用の最新のフォーマットになっています。
ほぼシールでフォローされていますが、目のグリーンやオレンジ、イエローの箇所が色分けしきれていません。シールドの薄めのグレー部分はシールでもフォローされていません。
この色分けに関しては技術的な面より、価格的な問題が大きいのではと想像されます。平手や胸のパーツの肉抜き・裏面の省略がありますが、あまり気にならないレベルです。
顔部分は口の赤や白、グレーと色分けされているのですが、26m設定のクスィーガンダムで18mクラスのガンダムと同じ程度の口の大きさになっています。
クスィーガンダムを例えば1/200スケールにするとか、設定全高を20m程度にするなどは色分けの基準からは不可能なように思え、クスィーガンダム自体26mの全高でないと成り立たないような非常にダイナミックなバランスのデザインとなっています。
武装はビームライフルとビームサーベルが付属し、ファンネルミサイルは格納状態で取り外すことは出来ません。
ミノフスキーフライトモードは差し替えでの再現となっています。
今後のクスィーガンダムのキット展開ですが、MGよりRGのほうが可能性が高いのではとも思える巨大キットでした。
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