大学時代、友達4人と卒業旅行で京都へ行った時の話。
その日は小雨で、私はなんとなく雨の中をお寺周りするのは嫌な感じがします。しかし、他の3人は大乗り切りで私はしかたなくついていったのです。
お寺や色々な有名どころをまわり、最後にあまりメジャーじゃない寺に行くことになりました。
雨は少し激しくなり、ますます鬱蒼とした雰囲気になりましたが、みんなが一緒だからと覚悟をきめて入ります。
あたりはお地蔵さんがすごくたくさんあり怖かった。
ようやく宿についたとき、疲れいるのか、なんとなく体が重たくて早めにやすみました。
次の日、午前中に京都駅のそばで買い物をして浜松に帰ってきました。
楽しかった旅行もおしまいです。
その夜の事、疲れたのか体が鉛のように重く、金縛りにあってしまいました。
耳元でなにかお経のような呪文がとなえられ、カラスの鳴き声がしてきて、怖くて一刻も早く起きたかったのに全く動きません。
私はきっと連れてきてしまったかと恐怖でいっぱいになり、せめて指先だけでも動いてほしいと思って、力いっぱいに動かすと・・・動いた!!
ようやく目が冷めてほっとするのですが、うとうとし始めると、また金縛りのような状況に陥り、体全体が動かなくなってしまいました。
そしてさっきと同じように、耳元でぼそぼそと訳のわからないことを言ってきて、カラスと赤子の鳴き声がすさまじく聞こえてきます。
前のように力を振り絞ると、耳元でぼそぼそとはなしていた霊?が布団のうえに乗っかってきました。
恐怖でいっぱいになりますが、いくら力をいれてもピクリとしません、なにもできません。
ふと、「私のところにきてもなにもしてやれない」と言うと金縛りからとけると、なにかのTV番組でみたことを思い出して、わたしも何回か叫んだら、体がうごきました。怖かったです。
しかしその霊?は、他の家族のところにいって、同じように上にのってきてすごく怖い思いをしたそうです。
京都は素敵なところですが、お寺廻とか安易な気持ちで行かない方が良いと思い反省しました。
※画像はイメージです。
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