20世紀を代表するハリウッドの大スター「マリリンモンロー」。
それは1950年代を中心として、セックスシンボルとして一世を風靡、日本でも人気のある女優でした。
1959年にはゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、名実とともにアメリカのトップ女優に登り詰めます。
ですが、度重なる離婚や不倫などで、私生活が不安定となり、入退院を繰り返し、1962年、39歳の時に自宅で亡くなっているのを発見されます。
死因は睡眠薬の大量摂取による中毒と判明、当初は自殺と思われましたが不審な点が多く、自殺ではなかったのでは?といわれ、今でのその真相は不明です。
そんな、マリリンモンローについて考察していきます。
マリリンモンローとはどんな人物?
マリリンモンローがいかに凄い女優だったのか、それは経歴を見れば明白です。
1950年代の映画で、典型的な「金髪美女」の役を演じ、晩年には演技力も伴って名声を重ねていきました。
1962年に予期せぬ死を迎えるまで、期間はわずか10年ほどですが、映画で2億ドルの興行収入を上げています。
そして50年代最も人気がある、「セックスシンボル」とみなされるようになったのです。
死後も重要な大衆文化のアイコン的存在となり、数多くのアート作品や映画の題材になりました。
マリリンモンローの死の状況
しかし人気絶頂の彼女は、1962年の8月5日に亡くなっています。
ロサンゼルス郊外ブレントウッドの自宅で、ベットの上で全裸で倒れているところをメイドに発見されました。
検視の結果、死因は「睡眠薬の大量摂取による中毒」と断定されています。
しかしマリリンの死には不可解な点がいくつもありました。
まずマリリンは手に受話器を握っていましたが通話記録が残っていない、そして彼女が書いた日記が消えていたといいます。
服用するために使用するはずのコップがベット周辺にもおかれておらず、これらの状況から自殺以外の噂が絶えないのです。
死にまつわる4つの噂
死の噂はいくつかあるので、有名なものをご紹介します。
アメリカの機密情報を知りすぎた
「アメリカのUFO機密情報」を知りすぎたために殺害されたという説。
ロバート・ケネディと親密な関係にあった為に、ロズウェル事件の真相をなんらかの理由でマリリンに話してしまった。
そのために国家安全への脅威とみなされた可能性があるというのです。
ロバート・ケネディによる暗殺説
肉体関係にあったロバート・ケネディによる暗殺説。
理由は二人の関係が明るみに出ることで、ケネディの政治生命に傷がつくのを恐れたというものです。
マリリンの死後にすぐに噂になり、多くの人が唱えていますが、結局、証拠に乏しいという結論に達しています。
CIA暗殺説
CIAに暗殺されたという説。
60年代アメリカは政治的な緊張が多くあった時代、ケネディ大統領はピックス湾事件でキューバ侵攻に失敗し、その報復としてCIAがマリリンを殺害したというのです。
なぜマリリンが報復の対象になったかというと、CIAは数週間前に精神科医とマリリンのやり取りを記録したテープ入手した内容。それには、弟のロバート・ケネディとの関係の証拠となる内容が録音されて、そしてケネディ家への復讐として、マリリンを殺害したという説のようです。
犯人はマフィア
犯人がマフィアだったのではないかという説です。
この説では、マリリンは労働組合のリーダー「ジミー・ホッファ」、シカゴのマフィアのボス「サム・ジアンカーナ」によって殺害された。
これは私立探偵のミロ・スペルクリオが告発しており、目的はケネディ家にマフィアから手を引かせるためだったといいます。
しかし証拠が乏しく、新しい発見はないと判断し見解は変えなかったといいます。
マリリンモンローの死の真相・・・
マリリンモンローの死の真相、筆者的に自殺はありえないと考えています。
自殺の場合は日記が消えていた事への説明がつかないと感じるからです。
どの説が有力かは人それぞれ見解があるでしょうが、ロバート・ケネディと関係があるのは事実のようで、なにかしらの国家機密を本人の意思とは別に知ってしまった為ではないでしょうか?
この記事を読んだ人も、どの説が一番有力か考えてみると面白いと思います。
featured image:English: New York Sunday News, Public domain, via Wikimedia Commons
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