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遂に来年で退役!新谷かおる先生の漫画にもなったF-4ファントム戦闘機

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かつて1970年代に少年達を魅了したF-4ファントムⅡ戦闘機「McDonnel F-4 PhantomII」。

航空自衛隊・百里基地所属の戦闘機乗りを主人公とした漫画「ファントム無頼」を知る人は今は少数かも知れない。その作品の主人公らの愛機でもある、F-4ファントムⅡ戦闘機。
1971年以来、今年で約50年という長期間運用され、ついに来年で退役する事になりました。

(C) ファントム無頼 新谷かおる・史村翔 少年サンデー/小学館

時は冷戦時代ということもあり、導入から10年後には当時世界最強と謳われたF-15戦闘機が採用されたことで本来は退役する予定でした。 しかし現在のF-2戦闘機の開発遅延からF-4EJ改へと改修されて、なんと今日まで飛行することとなったものです。

F-4ファントムⅡ戦闘機は西側各国に多数採用されましたが、日本が世界で初めてのライセンス生産が行われ計154機が生産されました。この内改修作業を施されたのが90機の機体で、対空戦闘用のF-4EJに対艦・対地攻撃能力を加えたものが今も現役のF-4EJ改です。

これまで凡そ半世紀に渡ってこのF-4EJ改が現役を継続出来たのは、ライセンス生産故に日本の中で部品の調達が出来たことが大きいと言われています。しかし改修されたとはいえ旧式の機体である事は否めないF-4EJ改が、航空自衛隊の模擬戦闘などでは何とF-15戦闘機相手に勝利を収める事すらあると言います。

この不可思議な報告はF-4EJ改がロートル機故に起こっていると見られてているのです。その答えは、戦闘機パイロットは厳しい訓練の末育成されるものですが、F-4EJ改は新しいパイロットを育成する必要が無くベテランのみが搭乗している点にありました。

このベテランパイロットによる操縦の結果、F-15戦闘機をも上回る、つまりは訓練時の模擬戦闘で撃墜するという快挙を収めていると言います。しかし航空自衛隊が配備を進める最新鋭のF-35Aステルス戦闘機の時代には、敵に見つからない秘匿性こそが最大の武器となることが予想されています。

戦闘機といえども、パイロットの操縦技能に依存することは今後の世界ではもう起こりえないのかも知れません。
西側陣営を代表する万能戦闘機であったF-4ファントム戦闘機、全世界では凡そ5,000機以上が使われたベストセラー戦闘機でした。

 

※画像はイメージです。
(C) ファントム無頼 新谷かおる・史村翔 少年サンデー/小学館

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