今回は、西谷史先生による伝奇SF小説「デジタル・デビル・ストーリー」を下地にしたファミコンソフト「デジタル・デビル物語 女神転生」を紹介したいと思います。
目次
大まかな内容
980年代後半が舞台。天才プログマーとしての才能を持つ男子高校生「中島朱実」、悪魔召喚プログラムを制作し自分に対して暴力を振るった不良に復讐をする為に悪魔を召喚するのですが、それが大きな災いを呼び招いてしまう。
開発元は後にこのシリーズで大きく前進するアトラス、販売元はナムコ。当時においても斬新なゲームとして扱われていました。ジャンルとしては主観視点型の3DダンジョンRPGで、プレイヤーは主人公の中島朱実を操作し、ヒロインの白鷺弓子と共に、各エリアを支配する魔王を退治し、魔界を統べる闇の大魔王ルシファーを倒す事が目的となります。
このゲームの魅力
この作品の面白さは、悪魔を召喚し、その悪魔を仲間にしながらパーティーを組んでいく事。
当時のRPGと言えば、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどの異世界を舞台にしたものが多く、現代を舞台にして学生が悪魔を召喚して戦う、斬新な設定やシステムに夢中になったものです。
そして何よりも難しかったのは、そのシステムにもありました。
悪魔を合体させ能力をアップさせる事や、ダンジョン内の移動の際に、壁際に居たら逃走率が低くなるなど、当時幼かった私には、細かな設定が理解できませんでsた。
後に様々なジャンルへと進化し、多くの作品を生み出した女神転生シリーズ。魅力的なゲームであり、想い出の深い作品です。
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