漫画「めしあげ!!~明治陸軍糧食物語~」が面白い!

これはサバゲー仲間から勧められて読んだ漫画ですが、「めしあげ!!~明治陸軍糧食物語~」が面白い!

舞台は明治の日露戦争の頃、主人公の青年千歳は田舎の田畑を捨て都会に出ます。
しかし何もできなくて、お金もなく空腹で自暴自棄となって人の物を盗み、捕まるの繰り返しで貧困に苦しんでいました。

そんな時、陸軍の兵舎から出された残飯をもらい食べる千歳。
それが何かはわかりませんでしたが、あまりのおいしさに一日三食食べられる軍隊に入隊することに決めたのです。

入隊の訓練で厳しさに耐えながら、唯一の楽しみがご飯を食べる時に掛かる号令、それが「めしあげ!!」。
やがて行軍の演習で空腹と激痛に耐えながら、脱落しそうな仲間を支える千歳。
演習を終えて出されたものは、残飯で食べた物、入隊の切っ掛けとなったライスカレーでした。

そして、日露戦争の出征が決まりました。
向かう前に農家で、里芋や麦飯、白米の巻き寿司を食べて千歳たちは戦地へと向かいます。
清国に上陸し、堅いパンしか食べられず、ウマイご飯を食べられない切ない思いをしながら、現地の者と物々交換をし、作って食べる飯盒炊爨。とうきびやチョコレートを食べながら千歳たちは戦場へ。

ロシア軍の狙撃にあい仲間が死んだり負傷したりし、そこで千歳は死んだら飯が食べられなくなる、怖さを覚え恐怖します。
しかし、教官から飯を食べるために生きるのはいいことで、除隊まで必ず食いつなげと千島列島を探検した白瀬矗にアドバイスされ、千歳は生きる事への渇望と食の欲。再び生きる事、食べることを目指し進みます。

そんな中ロシア軍の大軍が一斉射撃を千歳たちに近づいてきます。

戦争漫画では兵士たちの装備や戦争の描写等が注目されますが、この作品は兵士たちの食事という視点で描かれていて新鮮です。
当時の時代の食事に関してのコラムもとても勉強になります。

ウマイご飯をたべる。それだけの為に・・・「めしあげ!!」
戦場の非情さ、厳しさの最中、唯一の安らぎ。
千歳の生き生きとしたご飯を食べる表情が印象的です。

なかなかの作品です。面白いですよ!

(C) めしあげ!!~明治陸軍糧食物語~ 清澄炯一 軍事法規研究会 KADOKAWA

 

 

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