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あの世とこの世のメッセンジャーにされた

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私の2人の祖父は正反対のタイプの人で、大好きだったおじいちゃんは困ったことがあれば助けてくれるし、とても可愛がってくれる人。猫が好きで優しいおじいちゃんでした。
もう一人のおじいちゃんは大嫌いだった。いつも難しい顔をして、孫にも厳しく笑った顔なども見たことがない。病院にお見舞いに行ったら怒鳴られて、ますます嫌いになったおじいちゃん。

二人の祖父は、どういう訳か同じ年の同じ季節に死んだ。

目次

夢の中に出てくる二人のおじいちゃん

時がたち中学生になったころ、二人のおじいちゃんが夢に出てくるようになりました。
大好きだったおじいちゃんの方が多くて、夢なので変な所から出て来たり、変な物を持っていたり。

中学を卒業するころ、大嫌いだったおじいちゃんが夢にでてくる頻度が増えて、私は「嫌な夢」として忘れようとしていました。
私の目の前で口をパクパクさせ、気持ち悪いなと思う夢を何度も見ていたら、ある日の明け方「〇〇(私の名前)、頼む!お母さんに言ってくれ!」とインパクト大の夢を見て目が覚めた。

何度も何度も夢に出てくるので、仕方なく母に「おじいちゃんが何かを伝えたいって夢で言ってた」と言うと、母は珍しく慌ててすぐに実家に電話すると、祖父が眠るお墓に水が入って作り直しすることになったと言うのです。

母親が慌てたのは母自身が昔同じような経験をして、大人が信じてくれなかったという経験からでした。

祖父から伝言を預かる

一度そういうことがあってから、大嫌いな祖父から伝言を預かることが急に増えてしまいました。
ある日、実家を建て替える事になった。夢でいきなりおじいちゃんが立ちふさがり「頼む、工事してはいけない!」と。
その事を母に伝えると流石に嫌気がさしたのか、「何回も何回も気持ち悪い!もういい!」とシャットダウンされた。
後日、唖然としたのは家どころか大きな倉庫まで建てていて、何とも言えない気持ちになった。

その数か月後、その実家に住む跡取りの叔父が原因不明の病で入院し、原因が分からないまま一か月の絶対安静と三ヵ月の入院を余儀なくされ、おじいちゃんのいう事聞かないからだと私は感じた。

その後もおじいちゃん達から「〇〇に言ってくれ」「この土地はダメだ」などと夢の中で伝言を頼まれたけれど、親族から狼少年扱いをされていた私は「おじいちゃん、もう無理。私の言う事なんて誰も信じてくれない。もうやめて」とお願いすると、二度と夢におじいちゃんが登場することはありませんでした。

メッセンジャーになってた

大人になって霊感がある女性に「昔、不思議なことがあってね」とこの話をしたら、「あなた、メッセンジャーになってたのよ」とあっさり言われました。
あの世とこの世を繋ぐ伝言係として存在するそうで、一定数いるのよと笑っていました。

※画像はイメージです。

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