緑山峠は横浜市青葉区にあって、緑山スタジオを沿うようなルートを「こどもの国」から「鶴川方面」に抜ける峠であった。
峠といっても、想像するような山奥にあるという訳でないので、比較的に高低差の少なく短い距離にワインディングが連続している峠道。
80年代には「緑山コーナー」や「緑山サーキット」と呼ばれ「ローリング族」の聖地となり、昼夜問わずに走り屋たちが集まり暴行行為を繰り返して社会問題にもなった。
それに比例するように事故も多発し、ライダーの死亡者が後をたたない。当時からエンジン音は聞こえるけれど姿の見えない幽霊ライダーや首無しライダーといった、オートバイに関わる幽霊の目撃談が数多く語られていた。
現在は横浜市都市計画道路真光寺長津田線の開通により廃道となっているが、出入り口がアーチ状の車止めバリケードで封鎖され車やバイクでの侵入はできない。
徒歩や自転車であれば通行は可能であり、進入禁止ではないので見学は可能だ。
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スポット考察
現在の通行してみると道路の左右に草木が生い茂り、アスファルトの間からは雑草が生え、荒れ果てた状態である。センターラインが残っている箇所やボロボロの標識から2車線道路だったことが伺える。
峠の途中の道路脇には、つい最近まで慰霊碑があり、他にも亡くなった人を弔う為に花が供えられていた。未だに成仏していない幽霊がいても不思議ではなく、幽霊の遭遇率が高いと言われているのも納得である。
また、心霊現象やドラマ収録中の自殺や死亡事故が多い緑山スタジオと隣接している事で、相互に幽霊を呼び寄せるような因果関係があるのではないだろうか?
※画像はイメージです。
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