モデルガンで異世界を救え!少年達の熱きアクション漫画「モデルガン戦隊」!!

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かつて月刊少年漫画には二作品が存在していました……それは「コロコロコミック」と「コミックボンボン」です。
小学館と講談社の二大月刊少年漫画として、当時双璧を成していた両誌。
2017年の現在においては、ボンボンは既に休刊となり、かつての月刊少年漫画を二分した双璧は、今はコロコロコミックスだけとなっています。

そんなかつてコロコロコミックの売り上げを追い抜き、ガンダムなどの作品を始め、様々なジャンルをコミカライズした作品を数多に持っていました。

ファミコンにラジコンと、数多くの作品の中でも、もっともマニアックな路線へと追求を進め、当時の少年誌では濃すぎるプラモデルのフルスクラッチなども特集されているほどです。

なにせ、ガンダムマークⅡを発泡スチロールで制作する方法を記事にするなど、その濃い路線への追求は、ボンボンを見ればオタクになってしまうとのいわれをも作り、非常に濃いジャンルを特集する月刊誌として頭角を現していき、その中でも当時では他の少年誌では扱ってはいない、モデルガンの特集を行っていました。

そして、その影響下にあった作品もありました。

その名も・・・・・・「モデルガン戦隊」

モデルガン戦隊とは?

さて、モデルガン戦隊とはどんな漫画なのだろうと、タイトルだけでは想像が難しいと思います。
モデルガン戦隊と言う限りは、モデルガンを取り扱っているのだろうと思いますが、後半の戦隊とは一体と、謎は増すばかり。

でも難しく考える必要はありません。

何故なら、タイトル通りにモデルガンで世界征服を企む悪の秘密結社「ゼウス」と戦う、小学5年生を主人公にした、漫画だったのです……

おっと、モデルガンで世界征服と、思考を停止してはいけません。

何故なら世界征服を企むゼウスは、現実世界とは違う異世界の悪の秘密結社であり、現実世界ではオモチャであるモデルガンが、異世界では超兵器「サウンドウェーブガン」として機能する超兵器だったのです!

これを書いては余計に謎が深まるかもしれませんが、このモデルガン戦隊のあらすじは以下の様になります・・・

あらすじ

モデルガンが好きな三人の少年神尾さとるに陣内あきらに徳丸よしおの三人組は、放課後の裏山でモデルガンで戦争ごっこする事を趣味にしている少年達です・・・

この作品が公開されていたのが1970年代で、まだファミコンが流行る以前の時代ですが、モデルガンで戦争ごっこをするとは・・・なんてブルジュアなのでしょう!
当時のモデルガンは安いやつでも5000円以上する高級品にも関わらず、小学5年生でモデルガンで遊ぶとは、贅沢の極みです!

そんな彼らの前に、異世界から逃げてきたブロッケン博士が現れます。

博士がいた世界を征服しようとする悪の秘密結社ゼウスから逃れる為に、次元渡航装置で現実世界に逃げてきたブロッケン博士。
そんな手負いの博士に襲い掛かるゼウスの刺客の魔の手。
そんな窮地にさとるが脅し半分で撃ったはずのモデルガンが、刺客を倒してしまいます。

なぜモデルガン?

博士の来た異世界では、モデルガンは火薬の爆発によって発生する音波で殺傷する兵器「サウンドウェーブガン」、博士の世界で究極の武器とされるそれを巧みに扱える少年三人に、自分達の世界を救ってほしいと頼みます。

さとる達は承諾し、博士の居る世界を救うために、秘密結社ゼウスに戦いを挑んでいくと、実に濃い内容をしています。

この漫画の濃さはそれだけではなく、作品内の登場する銃火器の説明から名前までと、実にミリタリー色の濃い内容で、筆者はこの漫画で「ベレッタ」や「イングラムMac11」など、銃の名前を覚えたモノです。

また劇中でさとる達は、ランボーの映画を見て熱い感想を語るシーンがあります。

ランボーの中で使われたサバイバルナイフがカッコイイと、M16が良かったと、小学5年生がランボーを語ると、実に濃い、ガンアクション漫画でした・・・

でも残念ながらコミックスは最終巻が発行される事は無く、また最終回が謎とされ、知る人ぞ知る名作として知られている今作。

筆者にとっては思い出の深い、ボンボンの多くある名作とも言える作品です。


Writing by  イバ・ヨシアキ
子供の頃からミリタリーが好きで、戦車のプラモデルを夢中に作った記憶があります。
ガンダムよりボトムズが好きで、開くコクピットにドイツ兵を入れ、タイガー戦車やシャーマン戦車などを並べ、満足して眺めていた記憶があります。
そんな変な趣味の子どもが大人となった、似非ミリタリー好きですが何卒によろしくお願いいたします。

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