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遂にアメリカ空軍で無人の攻撃機が実用化

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遂にアメリカ空軍において無人機同士の空中戦・ドッグファイトの演習が行われ、現実に無人機が無人の標的機の撃墜に成功していたことが明らかになりました。

このニュースは、「WAR ZONE」などの軍事専門サイトで公表されたもので、演習においてMQ-9「リーパー」とよばれる無人機が標的機となった機を見事撃墜したと言います。この「リーパー」は、CIAの元で、1995年から使用されているRQ-1「プレデター」の進化型とされています。

■ RQ-1 Predator, 1995年
パブリックドメイン

偵察に使用されているプレデターが出現した際に、既に軍においては攻撃にも使用する構想を持ち、対戦車ミサイルの実装や発射試験を成功させていました。これが攻撃型のプレデター「MQ-1」として採用され、アフガニスタンなどに実戦投入され運用されていました。

この「MQ-1」を対航空機用の空対空ミサイルの搭載しようと、歩兵用の簡易地対空ミサイル「スティンガー」を実装した機体も投入されていました。これが2013年、イラク上空でミグ25と空戦を行いましたが、スティンガーは外れ、ミグ25に撃墜されています。

■ MQ-1 Predator AGM-114 Hellfire 搭載
U.S. Air Force photo by Lt Col Leslie Pratt [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由

この空中戦では人が操縦するミグ25が勝利しましたが、スティンガーは短射程の上、敵機を追尾するセンサーも古いものだったことから、勝敗はミサイルの性能に左右されたものと言えました。

今回の「リーパー」が用いたミサイルは、赤外線誘導ミサイル「サイドワインダー」の最新型の模様で、このサイドワインダーは、真横を飛行する期待をもロックオン可能なもので、更に、発射後にロックオンすることも可能となっているといいます。この性能が無人攻撃機の性能に直結した結果と言えそうです。

■ MQ-1の遠隔操縦装置
United States Air Force photo by Airman 1st Class Chad Kellum [Public domain], via Wikimedia Commons

遂に無人化された空対空戦闘機が飛行する時代になりました。ますます、そうしたテクノロジーを持つアメリカと、そうでない国や組織との戦争を巡る考え方に差が生じてきそうな、そんなテクノロジーに感じられます。

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