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「マスケティアーズ」パリの四銃士のご紹介

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このドラマは時代劇で、登場人物と時代は有名なアレクサンドル・デュマ原作の「三銃士」がもとになっているのですが、改変しちゃいましたって感じで、原作を知っているとちょっとびっくりするようなドラマになっています。

これはイギリスBBC制作の3年続いたドラマです。
原題は「マスケティアーズ」だし、ダルタニャンが主役なのは同じですが、三銃士の中でもリーダー格で貴族的でカリスマ性のある大人のアトスが、ただの飲んだくれみたいなリーダーシップもない人になっている代わりに、大食いで大酒のみで力持ちで憎めない存在だったはずのポルトスがアフリカ系の存在感たっぷりのまるでアトスになっています。

そして信仰をもっているが女にはモテたアラミスが、ただの女好きみたい、しかもアンヌ・ドートリッシュ王妃と恋愛しちゃう、後のルイ14世はアラミスの子供!という展開にはびっくりしました。
最も原作と違うのは、「三銃士」ではなくて「マスケティアーズ」と邦題にもなっているように、フェンシングよりもやたらと火縄銃を撃つシーンが多いことです。

こう言っては何ですが、私は司馬遼太郎作品をたくさん読んでいるので、無駄に銃に詳しいです。
この頃はまだ先込め銃で、一発撃つと銃身を掃除して分量の火薬と鉄の球を入れなければいけないはず、連発なんてとんでもないし、そんな飛距離もなかったはず、ましてや乱闘の最中に銃士のユニフォームのマントの下に小銃を隠しておいて撃つなんて、いつ火縄に点火したんだ、マントが焼けるじゃないかと心配です。

役者さんは帽子のつばをカバーしてこうやって撃つんだと言っていましたが、火薬の量を間違えばえらいことになるでしょう。
おまけに重要な登場人物である宰相のリシュリュー枢機卿が役者の都合で(他のドラマの主役に抜擢された)降板することになり死去してしまうなんて史実と違うやんかと言いたいです。

原作が大好きでドラマを見た方は、色々と意義もあるだろうし、ショックも大きいと思うのですが、アトス、ポルトス、アラミスにダルタニャン役の役者さんはイケメンぞろいなので、見る価値はあるということです。
ロケはチェコの古都で行われ、雰囲気は17世紀だし、ルーブル宮などに見立てた古い建築物も一見の価値があります。

衣装なども凝ったものばかりでキャストたちは撮影の前に合宿して乗馬やフェンシングなどを特訓したということで、もうブラザーだよねと仲良くテレビに出演してインタビューに応じる動画は微笑ましかったです。
マスケティアーズ、色々な意味で一見の価値があると思います。

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マスケティアーズ パリの四銃士 Steven Neaves(c)BBC 2013 Larry Horricks(c)BBC 2013

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