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もう会えない?かもしれない・・・映画の怪異、怪物たち!

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皆さん、こんにちは。
いつの間にか11月、今年もあと1か月になりましたね。

年末年始に備えて今から多忙な日々を送っている人、これまでの忙しさとは打って変わってのんびりと毎日を過ごしている人等、様々と存じます。どんな時間を過ごしているにせよ、オカルト好きなあなたに提供する今回のテーマは「もう会えない、かもしれない、映画の怪異、怪物たち」です。
一体どういうことなのか、詳しく解説していきましょう。

目次

映画の怪異、怪物たちと「もう会えない」ってどういうこと?

まず私たちの心を時に恐怖させ、時にはワクワクさせる怪異、怪物はネット上や噂話だけの存在ではありません。
小説もや映画で登場する、オリジナリティあふれる怪異、怪物たちもいることも忘れてはならないでしょう。

代表的な怪異・怪物を挙げるなら映画「ゴジラ」シリーズのゴジラ、ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」のドラキュラですかね。
どちらもその気になれば紙媒体の書籍やブルーレイ、動画および電子書籍配信サービスを頼れば目にできます。
ところが世の中には既に会えない、もしかしたら会えなくなるかもしれない怪異・怪物たちがいるのです。
それは廃盤、DVDやレコードなど音楽・映像作品の絶版となります。
廃盤される理由は世間を騒がせるような不祥事を起こしたことが原因になってしまうケースもあれば、全く理由も明かされずにいつの間にか廃盤になってしまったケースもあって様々です。

売り上げ不振・表現の問題・制作した会社に関わる問題などが推測できるものの、大事なのは映画を媒体にした怪異・怪物たちは状況次第では二度と目にすることができない(できなるかもしれない)ものたちもいることですね。
その一例をちょっとだけ取り上げていきましょう。

モンスターパニックの代表作だけど姿を消すのは時間の問題?!映画「ザ・グリード」のオクタルス

映画「ザ・グリード」は1998年のハリウッド映画で、監督・脚本は「ハムナプトラ」シリーズでおなじみのスティーブン・ソマーズが担当しています。映画「ザ・グリード」のジャンルはホラー&SFとされているものの、そこにパニック&アクションも付け足してほしいですね。

ざっとあらすじを説明しますと、ドレスとタキシードをまとった紳士淑女が優雅なひと時を楽しんでいた豪華客船アルゴノーティカ号が突如「何か」に襲われます。
航行不能になったアルゴノーティカ号はパニックに陥り、乗客たちは逃げ惑い、クルーたちは状況を何とかしようとするものの、主人公ジョン・フィネガン一行がアルゴノーティカ号に乗り込んだ時には3000人いた乗客とクルーたちは失踪していました。

その原因は怪物・オルタクスのせいです。
ジョンたちを襲撃した姿や「食べ残し」からカンブリア紀に海に生息していたワームが生き延びて異常発達したのではないか?と仮説を立てられましたが、ジョンたちが対峙していたミミズの怪物はオルタクスの触手の1つでしかなく、実際はタコのような獰猛な古代生物であったことがラストで明かされます。

本体には縦に開く大きな口と獣のような牙、そして青い眼が2つありました。
一方触手は先述したようにミミズのような怪物といった見た目で、その先端には鋭い牙といかにも丸呑みにするような口があり、そこから獲物を丸呑みにして体液を搾り取ります。
触手には視覚はないものの、その分、音に敏感でした。

劇中でモンスターとしてその脅威を振るうのはオルタクスの触手であるものの、登場人物たちの奮闘やモンスターの脅威に混じって練られる人間による策略、誰が生き残るのか?という緊迫感などモンスターパニック映画として満点な作品です。

けっこうテレビで放送されていたりもするため、「あ、アレか!」と思い出した方もいるかもしれませんね。
しかし映画「ザ・グリード」もといオルタクスは現在、ピンチだったりします。
というのも何と国内版のDVDは廃盤となってしまい、救いのブルーレイ化の話もないからです。
それはすなわち、いつオルタクスが見れなくなってもおかしくないということ。
もしも少しでも「惜しい」という気持ちがあるならDVDを中古で入手するか、放送された「ザ・グリード」を録画することをおすすめします。

出演:トリート・ウイリアムス, 出演:ファムケ・ヤンセン, 監督:スティーブン・ソマーズ, Unknown:トリート・ウイリアムス
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もはや幻の作品にして幻の幽霊!!映画「霧の夜の恐怖」の北園冴子

知る人ぞ知る映画「霧の夜の恐怖」の北園冴子は会えない怪異の代表格です。
実は映画「霧の夜の恐怖」は1951年という戦後間もない映画だったからなのか、情報が残っているだけで、映像が一切ありません。
監督は久松静児氏。元は北条秀司氏が手掛けたラジオドラマ「山霧の深い晩」が原作で、それに「絢爛たる殺人」で有名な高岩肇氏が脚本をしました。

物語は外科医と看護師だった夫婦・相良耕二とくるみが「白鳥の湖」の公園を見ているところから始まります。
バレエを鑑賞していた2人の脳裏によみがえったのは女性バレリーナ・北園冴子とその恋人・木下孝夫でした。

北園冴子は交通事故のせいでバレリーナとして再起不能になり、なおかつ木下孝夫との結婚も見通しが立たなくなります。追い込まれた冴子は孝夫との心中を決行したものの、冴子だけが死に、孝夫はなんとか生き残っていました。
そこにくるみの知らせで駆け付けた耕二によって孝夫だけが治療のために車に運ばれますが、深い霧に覆われた道中、白い人影が横切ります。

思わず車を停止し、降りた耕二が見たものは何故か倒れているくるみでした。
そのとき背後から松葉杖の音がしたので振り返ってみると白いドレス姿の冴子がおり、微笑すると孝夫を乗せた車とともに深い霧に包まれていったそうです。

「怖い」というよりも悲恋感がたっぷりな作品のようですが、原作となった「山霧の深い晩」は映画とはいくつも異なっており、孝夫との関係も

  • 既婚の男性と不倫関係
  • 彼を自分のものにするためにナイフで刺して自分も命を絶った
  • しかし男は生き残ってしまったので女は幽霊になり、呪い殺しにやってきた

というものとなっています。
このあたりについては北条秀司氏の書籍で確認できるそうです。
いずれにしても可能なら是非とも見たい映画ですね・・・リメイクしてほしいです(願望)。

いかがでしたか?

今回は「もう会えない(かもしれない)映画の怪異・怪物たち」をご紹介しました。
売れ行き不振・表現の問題・不祥事など様々な要因で廃盤になった映画のなかには魅力的なモンスターや幽霊が登場する作品があるのかもしれません。

映画「ザ・グリード」のオクタルスしかり、映画「霧の夜の恐怖」の北園冴子しかりです。
もしかしたらゴジラだっていつの日か私たちの前から消えてしまう時代が来るかもしれませんね。
たとえ当たり前な存在である怪獣だったとしても、チャンスがあるなら手元に映像を残すように心がけたほうがよいのかもしれません。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

出典
霧の夜の恐怖 作品情報 映画.com
朝里樹「創作怪異怪物辞典」

例の流行り病にかかったのですが、当事者にならなければ分からないことが沢山ありました。
これからの季節はインフルもいるため、インフルのワクチンを打てるなら打ったほうがいいなとも実感。やっぱり健康が一番!

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