90年代の良作SFアニメと言えば、エヴァンゲリオンを想像する方がほとんどではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください!
同時期にエヴァンゲリオンがあったため、隠れてしまった名作SFアニメ。
それが「機動戦艦ナデシコ」!
一見、ライトなラブコメに見えますが、実際は本当に骨太なSFアニメなんです。
その魅力について今回はお伝えしようと思います。
魅力的なキャラクター
主人公テンカワ・アキトを始め、登場するキャラクター達はみんな魅力的です。それぞれに視点を当てた回もあり、登場キャラクター達の魅力を余すところなく伝えられていると思います。
なかでもメインヒロインを差し置いて、真ヒロインとも言われるほど人気が高かったのが「ホシノ・ルリ」、通称ルリルリです。彼女はクールでありながら、時折見せる照れやデレは最高に可愛いです。今で言う「クーデレ」の元祖でしょう。
彼女のセリフ「バカばっか」は有名です。
70年代アニメを再現したゲキガンガー
機動戦艦ナデシコを語る上で、外せないのが劇中劇「ゲキガンガー3」です。
これは70年代アニメを再現したロボットアニメなのですが、マジンガーZやゲッターロボをモチーフに作られています。
作画自体も70年代アニメ風に描かれ、作品内のキャラクター及び世界観にも多大な影響を与えている設定となっています。
因みに劇中劇で使用されている主題歌は、ゲッターロボの主題歌を歌っている「ささきいさお」さんという力の入れ具合です。
実は骨太本格SF
これまでお伝えしてきた魅力からは、ラブコメやノリの良い面白いロボットアニメという印象が強いと思いますが、世界設定や隠された謎などは緻密に設定された本格派SFとなっています。
ボソンジャンプと呼ばれるいわゆるテレポーテーションは、時空間を跳躍する技術として描かれていますが、その設定一つをとっても細かく設定されています。
また地球と木星間での星間戦争を描いた作品で、それぞれのキャラクター達が様々な思惑で動いており、目が離せない作品です。
是非見てほしい!
萌えと燃えが融合した作品「機動戦艦ナデシコ」
まだ観ていない方は一度ご覧になってみては如何でしょうか?
機動戦艦ナデシコ (C) Production I.G/ナデシコ製作委員会・テレビ東京
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