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ナチスの謎 その由来を考察

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終戦から70年以上の月日が経過する現在も、ナチスの噂話は尽きません。
ナチスとは第二次世界大戦時のドイツで政権を握った極右思想で、極端な白人至上主義やユダヤ人などを迫害してきた政党です。

そんなナチスは総統アドルフ・ヒトラーを筆頭にオカルト好きのかなり変わった人物の集まりだったようです。
城の中で儀式ばかりするゲシュタポの責任者 ハインリヒ・ヒムラーや、念写に興味があったという副総統 ルドルフ・ヘスなど変わり者ばかりでした。ヒトラー自身も噂が多い人物で、現在になっても新しい発見が出たりと世間を驚かせて続けています。

記憶に新しいものでは「ヒトラーが逃亡したUボートが見つかった」と歴史マニアで話題になってもいました。Uボート以外にも、ナチスは噂が絶えない存在です。
そこでナチスの謎についてこの記事では5つピックアップしてみます。

目次

チベットの理想郷を国家予算で探し求めていた

ナチスで有名なのは、ドイツ人たちは「アーリア民族」とされ、世界で一番優秀な民族だと主張していたことでしょう。
しかしその自信はどこから出てくるのか?

ナチスはあちこち国費をかけて探検させています。
特にチベットにはアーリア人起源の理想郷シャンバラがあると信じられており、莫大な資金で調査させていました。

これはゲシュタポの責任者ハインリヒ・ヒムラーが熱心に信じていたといいます。
それからヒトラーにそのうわさを伝えており、正式に探検隊が捜査に乗り出しているのです。

シャンバラに住んでいる祖先を探すために1936年から毎年軍隊を送り、劣勢となってきた頃までも軍隊を送っていたのです。

そもそもアーリア人って何か?

そもそも彼らがとても固執していた「アーリア人」とは何なのでしょうか?
はっきりとした定義はあいまいであり、ドイツ国以外はとても冷ややかな目で見られていた価値観でした。

さて、そんな彼らが信じるアーリア人ですが、キリストの終末思想がこじれていって「最終的に生き残る民族」といった定義から始まります。そして最後に残るべき民族は、金髪碧眼、色白で起源はインドとヨーロッパと考えられていました。
きちんと調べて基づいた思想ではなく、アーリア人という民族がいるという伝説を利用し、自分たちが選ばれた民族だというある一種カルトの大規模番だったのです。

そもそもアーリア人という言葉もサンスクリット語から来ており、本来は「侵略者」という意味合いだといいます。
しかし19世紀にドイツのサンスクリット文献学者であるフリートリヒ・マックス・ミュラーがインド人とヨーロッパ人を統合させ「アーリア人」と呼ぶことを定着。

その思想のいいとこどりして、都合よく解釈したのがナチスにとっての「アーリア人」です。
しかし実はミュラー博士、言ってはみたもののそんな人種はいないと発表する皮肉な結果となりました。

UFOを開発しようとしていた噂

最も有名な噂に、ナチスとUFOを開発したというものが昔からあります。
根拠はヒトラーが演説で、「現在、ドイツに勝利をもたらす“奇跡の兵器”を開発中である」と発言していることで、戦局が悪化し始めると、ポーランドやオーストリアの地位に科学者を沢山あつめて研究させていました。

実際に研究していたのは「滑走路が無くても真上に離陸できる航空機」であり、その機体は「ベル」と呼ばれ釣鐘のような形をしていたといいます。結局1945年にドイツは敗北。研究施設も科学者も解散してしまいました。

しかし戦後からUFOの目撃が多発し始め、その中には釣鐘型のものもあったといいます。
1970年代のUFOブームの時もオカルト好きに面白可笑しく話されていましたが、近年までだいぶ下火になっているようです。
しかし今でも無くならない噂となっています。

月面に鉤十字発見される

2014年にカシオペア宇宙探査機が月の裏側を撮影した写真に、ナチス・ドイツの国旗である「鉤十字」が確認され話題となっています。戦後にナチスの高官が南米に逃亡した話は有名ですが、その時に月の裏側に逃げたのではという噂がまことしやかに広まっていました。

ナチスは戦時中にかなりの額を宇宙研究に費やしており、敗戦前に月まで到達し月に新たな国家を作っているという都市伝説が広まっていたのです。この鉤十字についてNASAは、「探査機と受信機の通信不具合」と説明していますが、噂はなくなりませんでした。
そのためかは不明ですが、2017年にロシアが保管している遺骨の研究を許可。

その時に「ヒトラーを巡る陰謀説は全て終止符を打つことができる。彼は潜水艦でアルゼンチンに逃亡していないし、南極や月の裏側の秘密基地への潜伏などあり得ない」と新聞にも載ったといいます。

ヒトラーとロンギヌスの槍

最後はアドルフ・ヒトラー自身のミステリーです。
控えめに言っても地味でカリスマ性があるようには見えず、職業も軍人になる前は美大に2回落ちた画家志望の青年でした。
その後細々と絵ハガキなどを売って生活していたようですが、華やかな「画家」とは程遠い人物だったのです。

そんな彼がなぜ「大統領」兼「総統」になれたのか?
元々妄想癖があった彼に、「ロンギヌスの槍」などの神秘主義がとてもマッチしたためといわれています。そもそもナチ党の全団体の「トゥーレ協会」は神秘主義の集まりでした。そしてナチスはついに「ロンギヌスの槍」を手に入れ、槍がヒトラーを導いたというのです。

ヒトラーが槍を手に入れたのは1938年で、オーストリアを併合した時といわれています。その時にハプスブルグ家が保管していた「ロンギヌスの槍」をヒトラーが見に行きます。そして槍の前で瞑想をしていると、「自分の中の何かが強烈に呼び覚まされて、前世に自分が持っていた」と言い出したそうです。

より見えない世界を信じるようになっていったヒトラーは、積極的に神話を解明しようと動き始めたのです。そしてアーリア人の地下都市を探させたりと、活動範囲は北極点まで及んでいた形跡もあるそうです。

彼はロンギヌスの槍を手に入れたころから戦いに勝ち続けたために、『「聖遺物」を手に入れたら世界を手中にできる力が宿る』という伝承をより信じるようになったといいます。

しかしソビエト侵攻に失敗してから徐々に旗色が悪くなり、1945年に敗戦。
その時ロンギヌスの槍もアメリカに奪われています。
なんともヒトラーにとっては皮肉な結果となってしまいました。

最後に

いかがでしたでしょうか?
西洋人はオカルト好きな人が多いといいますが、どうやらナチスは忌み嫌われつつも神秘の存在と関連した好奇心を掻き立てられる存在のようです。

これらの噂は戦後70年間色あせることなく現在もまことしやかにささやかれています。
彼らがしたことは許されることではありませんが、強烈なインパクトは色あせることなく今も驚かし続けているのです。

真実はどうだったであれ、これだけの噂が流れるのはすごいと筆者は個人的に感じます。
そんな歴史の陰の部分を少しでも知ってもらえたら幸いです。

※画像はイメージです。
featured image:WikimediaImagesによるPixabayからの画像

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